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洗濯機のすべてがわかる!後悔しないための完全ガイド

私たちの暮らしに欠かせない家電、洗濯機。毎日当たり前のように使っているけれど、実は奥が深い世界だってご存知でしたか?「そろそろ買い替え時かな?」「もっと上手に洗濯したい!」「最近、洗濯機の調子が悪いかも…」そんなあなたの疑問や悩みに、この記事がまるっとお答えします!

この記事では、特定の商品やメーカーをおすすめすることは一切ありません。ランキングやレビュー記事はたくさんありますが、ここでは宣伝を抜きにして、純粋に「洗濯機」という家電と上手に付き合っていくための、お役立ち情報だけを徹底的にまとめました。洗濯機の基本的な種類から、後悔しない選び方のポイント、日々の洗濯がもっと楽しくなるコツ、長持ちさせるためのお手入れ方法、そして「あれ?」と思った時のトラブル対処法まで、とにかく盛りだくさんです。

この記事を読み終える頃には、あなたも立派な「洗濯機マスター」になっているはず。さあ、一緒に洗濯機の深くて面白い世界を覗いてみましょう!

  1. 洗濯機の基本を知ろう!種類とそれぞれの特徴
    1. 縦型洗濯機
      1. メリット
      2. デメリット
      3. こんな人におすすめ
    2. ドラム式洗濯機
      1. メリット
      2. デメリット
      3. こんな人におすすめ
    3. 二槽式洗濯機
      1. メリット
      2. デメリット
      3. こんな人におすすめ
    4. (番外編)ポータブル洗濯機・小型洗濯機
      1. メリット
      2. デメリット
      3. こんな人におすすめ
  2. 後悔しない洗濯機選びのチェックポイント
    1. 洗濯容量の決め方
    2. 本体サイズの確認と設置場所の確保
    3. 乾燥機能は必要?種類と選び方
      1. ヒーター乾燥
      2. ヒートポンプ乾燥
    4. 静音性も大事なポイント
    5. 便利な付加機能いろいろ
  3. 洗濯をマスター!効果的な洗濯方法と豆知識
    1. 正しい洗濯物の入れ方
    2. 洗剤の種類と正しい使い方
    3. 柔軟剤の役割と効果的な使い方
    4. おしゃれ着やデリケートな衣類の洗い方
    5. 嫌なニオイを防ぐ洗濯のコツ
    6. 節水・節電につながる洗濯術
  4. 洗濯機を長持ちさせる!日々のお手入れと定期的な掃除方法
    1. 毎回やるべき簡単なお手入れ
    2. 定期的に行いたい念入り掃除
    3. 掃除をサボるとどうなる?
  5. もしかして故障?よくあるトラブルと対処法
    1. 水が出ない・給水されない
    2. 排水ができない・エラーが出る
    3. 運転中に止まる
    4. 異音がする・ガタガタ揺れる
    5. 脱水がうまくいかない
    6. どうしても直らないときは?
  6. 洗濯に関する素朴な疑問 Q&A
    1. 洗濯機って何年くらい使えるの?寿命の目安は?
    2. 洗濯ネットってどんなものを入れればいいの?効果的な使い方は?
    3. お風呂の残り湯って本当に使って大丈夫?注意点は?
    4. 洗濯槽クリーナーって、塩素系と酸素系どっちがいいの?
      1. 塩素系クリーナー
      2. 酸素系クリーナー
    5. 引っ越しの時の洗濯機の取り扱いはどうすればいい?水抜き方法は?
  7. まとめ:自分に合った洗濯機と上手な付き合い方を見つけよう

洗濯機の基本を知ろう!種類とそれぞれの特徴

まずはじめに、洗濯機にはどんな種類があるのか、基本的なところからおさらいしてみましょう。現在、家庭用として主流なのは「縦型洗濯機」と「ドラム式洗濯機」です。それぞれに得意なこと、苦手なことがあるので、ご自身のライフスタイルに合うのはどちらか、じっくり考えてみてくださいね。

縦型洗濯機

昔ながらの、洗濯槽が縦に設置されているタイプの洗濯機です。洗濯槽の底にある「パルセーター」という羽根を回転させて水流を起こし、洗濯物同士をこすり合わせる「もみ洗い」で汚れを落とすのが特徴です。

メリット

  • 洗浄力が高い: たっぷりの水と強力な水流で、泥汚れや食べこぼしなどの固形汚れに強いと言われています。お子さんがいるご家庭や、作業着などを洗う機会が多い方には心強い味方です。
  • 本体価格が比較的安い: ドラム式洗濯機に比べると、シンプルな機能のモデルが多く、手に入れやすい価格帯の製品が豊富です。
  • 省スペースで設置しやすい: スリムなモデルが多く、日本の住宅事情に合ったコンパクトな設計が魅力です。防水パンのサイズが限られている場合でも設置しやすいことが多いです。
  • 操作が直感的で分かりやすい: 上部のフタを開けて洗濯物を投入するスタイルは、昔から馴染みがあり、誰でも直感的に使いやすいと感じるでしょう。
  • 途中で洗濯物を追加しやすい: 「あ、これも洗いたかった!」という時でも、運転中に一時停止してフタを開け、簡単に追加できるモデルが多いです。

デメリット

  • 衣類が傷みやすい・絡みやすい: 洗濯物同士をこすり合わせる洗浄方式のため、デリケートな衣類は傷みやすく、洗濯物同士が絡みやすい傾向があります。
  • 使用水量が多い: たっぷりの水で洗うため、ドラム式に比べて水道代が高くなる可能性があります。
  • 乾燥機能がシンプルなものが多い: 乾燥機能付きのモデルもありますが、ヒーターで温風を送る「ヒーター乾燥」が主流です。これは衣類が縮みやすく、電気代も高めになることがあります。

こんな人におすすめ

  • とにかく洗浄力を重視したい方
  • 泥汚れや頑固な汚れ物を洗うことが多いご家庭
  • 初期費用を抑えたい方
  • 洗濯機の設置スペースが限られている方
  • 乾燥機能はあまり使わない、またはシンプルなもので十分な方

ドラム式洗濯機

洗濯槽が横や斜めに設置されているタイプの洗濯機です。ドラムを回転させて洗濯物を持ち上げ、上から下に落とす「たたき洗い」と、ドラムを揺らす「もみ洗い」を組み合わせて汚れを落とします。少ない水で洗えるのが大きな特徴です。

メリット

  • 節水効果が高い: 縦型洗濯機に比べて使用する水の量が圧倒的に少ないため、水道代の節約につながります。
  • 衣類が傷みにくく、絡みにくい: 「たたき洗い」がメインなので、衣類の傷みや絡みが少なく、ふんわりと仕上がります。デリケートな衣類も安心して洗いやすいです。
  • 乾燥機能がハイスペック: 高性能な乾燥機能を搭載したモデルが多いのが最大の魅力です。「ヒートポンプ式」という、湿気を含んだ空気を除湿して乾いた温風を再利用する方式が多く、衣類が傷みにくく、省エネでふんわりと仕上げることができます。洗濯から乾燥まで一気に終わらせたい方には非常に便利です。
  • デザイン性が高い: スタイリッシュで洗練されたデザインのモデルが多く、インテリアにこだわりたい方にも人気です。
  • 洗濯物の出し入れが楽(な場合も): ドラムが手前にあるため、洗濯物の出し入れの際にかがむ必要はありますが、重い洗濯物を持ち上げる高さが低くて済むというメリットもあります。

デメリット

  • 本体価格が高い: 高機能なモデルが多いため、縦型洗濯機に比べて価格は高くなる傾向があります。
  • 本体サイズが大きい: 奥行きがあるモデルが多く、設置には十分なスペースが必要です。また、ドアの開閉スペースも考慮する必要があります。搬入経路の確認も必須です。
  • 洗浄力(特に泥汚れ)は縦型に劣る場合も: たたき洗いがメインのため、泥などの固形汚れを落とす力は、縦型のゴシゴシ洗いに比べるとややマイルドと言われることがあります。ただし、最近は温水洗浄機能などで洗浄力を高めたモデルもたくさんあります。
  • 途中で洗濯物を追加しにくい: 運転が始まるとドアがロックされるため、基本的には途中で洗濯物を追加することはできません。(一部、追加できるモデルもあります)

こんな人におすすめ

  • 洗濯から乾燥までを全自動で終わらせたい方
  • 節水を重視したい方
  • 衣類を優しく、ふんわりと仕上げたい方
  • デザイン性を重視したい方
  • 設置スペースや搬入経路に余裕がある方

二槽式洗濯機

洗濯槽と脱水槽が分かれている、昔ながらのタイプの洗濯機です。今では見かける機会も減りましたが、特定のニーズに強く、根強い人気があります。

メリット

  • 圧倒的な洗浄力: シンプルな構造でパワフルな水流を作り出すため、作業着や農作業着などのひどい汚れもしっかり落とします。
  • 洗濯と脱水を同時にできる: 槽が分かれているため、片方で洗濯しながら、もう片方で脱水するという使い方ができ、たくさんの洗濯物を効率よく処理できます。
  • 構造がシンプルで壊れにくい: 機能が少ない分、構造が単純で故障しにくいと言われています。
  • 洗濯水の再利用がしやすい: 洗濯後の水を汚れの少ないものから順番に使い回すなど、工夫次第で節水も可能です。

デメリット

  • 手間がかかる: 洗濯槽から脱水槽へ洗濯物を移し替える手間が必要です。全自動ではありません。
  • 脱水時の音が大きい: 脱水槽が高速回転するため、運転音は大きめです。
  • 機能がシンプル: もちろん乾燥機能や予約機能などはありません。

こんな人におすすめ

  • とにかく頑固な汚れを落としたい方(農家、工事関係者など)
  • 洗濯物を分けて、自分の目で確認しながら丁寧に洗いたい方
  • たくさんの洗濯物を効率よくさばきたい方

(番外編)ポータブル洗濯機・小型洗濯機

一人暮らしの方や、メインの洗濯機とは別に少量の洗濯物を洗いたい方向けのコンパクトな洗濯機です。靴下や下着、ペットの服、汚れのひどい雑巾などを分けて洗いたい時に重宝します。

メリット

  • コンパクトで置き場所に困らない: ベランダやバスルームなど、ちょっとしたスペースに置くことができます。
  • 持ち運びも可能: キャンプなどのアウトドアシーンや、長期出張先で活躍するモデルもあります。
  • 少量洗いに便利: ちょっとだけ洗いたい、という時にメインの洗濯機を回すのはもったいない、と感じる時に役立ちます。

デメリット

  • 洗濯容量が非常に小さい: 一度に洗える量はごくわずかです。
  • 機能は最小限: 洗濯のみ、または簡単な脱水機能のみのものがほとんどです。
  • 手間がかかる: 給水や排水を手動で行う必要があるモデルも多いです。

こんな人におすすめ

  • 一人暮らしで洗濯物が少ない方
  • メインの洗濯機と分けて洗いたいものがある方(ペット用品、介護用品、汚れ物など)
  • アウトドアや出張先で洗濯をしたい方

後悔しない洗濯機選びのチェックポイント

洗濯機の種類がわかったところで、次はいよいよ自分にピッタリの一台を見つけるための具体的なチェックポイントを見ていきましょう。デザインや価格だけで選んでしまうと、「大きすぎて置けなかった!」「容量が足りなかった…」なんて後悔につながることも。以下のポイントをしっかり確認することが大切です。

洗濯容量の決め方

洗濯機の「容量」は、一度に洗える衣類の乾燥時の重さの目安で、「kg」で表されます。一般的に、1人1日あたりの洗濯物量は約1.5kgと言われています。これを基準に、家族の人数やライフスタイルに合わせて選びましょう。

家族構成 洗濯容量の目安 選び方のポイント
一人暮らし 5~7kg 数日分をまとめて洗うことが多いなら、少し大きめの7kgくらいあると安心です。
二人暮らし 7~8kg シーツなどの大物を洗うことや、将来の家族構成の変化も考えると、8kg程度あると余裕が持てます。
3人家族 8~10kg お子さんの成長に合わせて洗濯物は増えていきます。まとめ洗いや大物洗いを考えると10kg前後がおすすめです。
4人家族以上 10~12kg 毎日洗濯機を回すとしても、10kg以上は欲しいところ。週末にまとめて洗うなら12kg以上あると、複数回回す手間が省けます。

ポイントは「少し余裕を持つこと」です。洗濯物を詰め込みすぎると、汚れ落ちが悪くなったり、故障の原因になったりします。また、シーツやタオルケット、毛布などの大物を家で洗いたい場合は、容量に余裕のあるモデルを選ぶと非常に便利です。洗濯物の量だけでなく、「何を洗いたいか」も考えて容量を決めましょう。

本体サイズの確認と設置場所の確保

容量を決めたら、次は最も重要な「設置」に関するチェックです。せっかく選んだ洗濯機が置けなければ意味がありませんよね。以下の3点は必ず確認してください。

  1. 設置スペースの採寸: 洗濯機を置くスペース(特に防水パンの内寸)の「幅」「奥行き」「高さ」を正確に測ります。防水パンがない場合は、床に直接置くことになりますが、その場合も設置に必要なスペースを確認しましょう。
  2. 本体サイズの確認: 購入したい洗濯機の本体サイズが、設置スペースに収まるかを確認します。特にドラム式洗濯機は奥行きが大きいモデルが多いので注意が必要です。また、給水ホースや排水ホースの取り回しスペースも考慮して、少し余裕を持たせることが大切です。
  3. 搬入経路の確認: 意外と見落としがちなのが、玄関から設置場所までの「搬入経路」です。玄関ドア、廊下の幅、曲がり角、階段、エレベーターの入口や奥行きなど、洗濯機が通るすべての場所のサイズを測っておきましょう。特にドラム式は本体が大きいので、ギリギリだと搬入できないケースもあります。

さらに、フタの開閉タイプも重要です。縦型洗濯機は上にフタが開くため、上部に棚などがないか確認が必要です。ドラム式洗濯機は手前にドアが開くため、ドアを全開にできるスペースがあるか、またドアが「右開き」か「左開き」かも、設置場所の壁や使い勝手を考えて選ぶ必要があります。

乾燥機能は必要?種類と選び方

乾燥機能は、今や洗濯機選びの大きなポイントです。天候を気にせず洗濯できるのは、本当に便利ですよね。乾燥方式には主に2つのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。

ヒーター乾燥

ドライヤーのように、ヒーターで加熱した温風を衣類に当てて乾かす方式です。多くの縦型洗濯乾燥機や、一部のドラム式洗濯機に搭載されています。

  • メリット: 高温で乾かすため、カラッと仕上がります。本体価格が比較的安い傾向にあります。
  • デメリット: 高温のため衣類が縮みやすく、傷みやすいです。また、電気代が高くなる傾向があります。乾燥時に大量の冷却水を使うモデルもあり、水道代がかかる場合もあります。

ヒートポンプ乾燥

湿気を含んだ空気を除湿し、乾いた温風として再利用する方式です。エアコンの除湿機能と似た仕組みで、多くのドラム式洗濯機に搭載されています。

  • メリット: 60℃程度の比較的低い温度で乾かすため、衣類の縮みや傷みが少ないのが最大の特徴です。ふんわりと仕上がります。ヒーター式に比べて電気代を大幅に抑えることができます。
  • デメリット: 構造が複雑なため、本体価格が高くなります。

他にも、簡易的な送風で乾かす「風乾燥(送風乾燥)」という機能もあります。これはヒーターを使わず、高速で槽を回転させて風を送り、水分をある程度飛ばすものです。完全に乾かすことはできませんが、部屋干しの時間を短縮するのに役立ちます。

「洗濯から乾燥まで一気に終わらせたい」「ふんわり仕上げたい」「電気代が気になる」という方はヒートポンプ式、「乾燥機能はたまにしか使わない」「初期費用を抑えたい」という方はヒーター式、というように、ご自身の使い方に合わせて選びましょう。

静音性も大事なポイント

洗濯機の運転音は、意外と気になるものです。特に、早朝や夜間に洗濯することが多い方や、集合住宅にお住まいの方、リビングと洗面所が近い間取りの場合は、静音性を重視することをおすすめします。

運転音の大きさは「dB(デシベル)」という単位で表されます。数値が小さいほど静かです。

  • 40dB前後: 図書館の中くらいの静かさ。かなり静かで、運転しているのが気にならないレベル。
  • 50dB前後: 静かな事務所の中くらい。少し音はするが、会話の邪魔にはならないレベル。
  • 60dB以上: 普通の会話くらいの音量。少しうるさいと感じるかもしれません。

静音性を左右する大きな要素が「モーター」の種類です。「インバーター」を搭載したモデルは、洗濯物の量に合わせてモーターの回転数を細かく制御するため、運転が効率的で、音も振動も抑えられる傾向にあります。インバーター非搭載のモデルは、常にフルパワーで運転するため、音が大きくなりがちです。静かな洗濯機を求めるなら、「インバーター搭載」のモデルを選ぶのが一つの目安になります。

便利な付加機能いろいろ

最近の洗濯機には、洗濯をより快適に、より効率的にするための便利な機能がたくさん搭載されています。ここでは、代表的な付加機能をいくつかご紹介します。これらの機能が本当に自分に必要か、ライフスタイルと照らし合わせて考えてみましょう。

  • 洗剤・柔軟剤 自動投入機能: タンクに液体洗剤や柔軟剤をまとめて入れておけば、洗濯のたびに洗濯物の量に合わせて最適な量を自動で投入してくれる機能です。毎回の計量の手間が省け、入れすぎも防げるので非常に便利です。
  • 温水洗浄機能: 水を温めて洗うことで、洗剤の酵素の働きを活性化させ、皮脂汚れや黄ばみをスッキリ落とす効果が期待できます。ニオイ対策にもなります。
  • スマホ連携機能: スマートフォンアプリと連携し、外出先から洗濯の予約や運転状況の確認ができる機能です。洗濯終了を通知で知らせてくれるので、干し忘れを防げます。
  • 自動おそうじ機能: 洗濯のたびに、きれいな水を使って自動で洗濯槽の裏側などを洗い流してくれる機能です。黒カビの発生を抑制する効果が期待でき、お手入れの手間を軽減してくれます。
  • AI搭載モデル: 洗濯物の量や質、汚れ具合などをセンサーが検知し、最適な洗い方や時間を自動で判断してくれる機能です。賢く、効率的に洗濯ができます。

もちろん、機能が増えれば価格も高くなります。たくさん機能があっても使わなければ宝の持ち腐れです。「あったら便利そう」というだけでなく、「この機能があれば、家事の負担がこれだけ減る」という視点で、自分にとって本当に価値のある機能を見極めることが大切です。

洗濯をマスター!効果的な洗濯方法と豆知識

自分に合った洗濯機を手に入れたら、次はその能力を最大限に引き出す「使い方」をマスターしましょう。ちょっとしたコツを知っているだけで、洗濯物の仕上がりは格段に変わります。ここでは、日々の洗濯がもっと上手になる方法や豆知識をご紹介します。

正しい洗濯物の入れ方

ついついやってしまいがちなのが、洗濯物の詰め込みすぎ。これは絶対にNGです!洗濯物を詰め込みすぎると、槽の中で衣類が十分に動かず、水や洗剤が全体に行き渡りません。その結果、汚れがしっかり落ちないだけでなく、すすぎも不十分になり、洗剤残りの原因にもなります。

洗濯物の量は、洗濯槽の7~8分目までが目安です。特に縦型洗濯機の場合は、水流で衣類をしっかり攪拌させることが重要なので、入れすぎは禁物です。ドラム式の場合も、たたき洗いのための「落差」が必要なので、空間に余裕を持たせることが大切です。

また、洗濯物を入れる順番も少し意識すると良いでしょう。まず、靴下やタオルなど、大きくて重いものを洗濯槽の底に入れます。その上に、Tシャツやブラウスなどの軽いものを乗せていくと、洗濯中に衣類がバランスよく動きやすくなります。

洗剤の種類と正しい使い方

洗剤には、粉末、液体、ジェルボールなど、さまざまなタイプがあります。それぞれの特徴を理解して使い分けるのがおすすめです。

  • 粉末洗剤: 弱アルカリ性のものが多く、洗浄力が高いのが特徴です。皮脂汚れや泥汚れに強く、価格も比較的リーズナブル。ただし、水温が低いと溶け残ることがあります。
  • 液体洗剤: 中性のものが多く、水に溶けやすく、溶け残りの心配がありません。色柄物やおしゃれ着にも使いやすいです。洗浄力は粉末に比べてマイルドなものが多いですが、最近は高洗浄力タイプも増えています。
  • ジェルボール: 1回分がフィルムに包まれているタイプ。計量の必要がなく、ポンと入れるだけなので非常に手軽です。洗浄力も高いですが、コストは他のタイプより高めになります。

最も大切なのは、洗剤の「使用量を守る」ことです。「汚れがひどいから多めに入れよう」というのは逆効果。洗剤が多すぎると、すすぎきれずに衣類に残り、肌トラブルやニオイの原因になります。逆に少なすぎても汚れが落ちません。洗濯機のフタや洗剤のパッケージに記載されている使用量を必ず守りましょう。

柔軟剤の役割と効果的な使い方

柔軟剤は、衣類をふんわりと柔らかく仕上げ、静電気を防いだり、良い香りをつけたりする役割があります。しかし、使いどころを間違えると効果が半減してしまいます。

柔軟剤を入れるタイミングは、「最後のすすぎ」の時です。洗濯機の「柔軟剤投入口」に事前に入れておけば、洗濯機が自動でこのタイミングで投入してくれます。洗剤と一緒のタイミングで入れてしまうと、洗剤の洗浄効果と柔軟剤のコーティング効果が互いに打ち消し合ってしまいますので、絶対にやめましょう。

また、柔軟剤も使用量を守ることが大切です。多すぎると、衣類の吸水性が損なわれることがあります。特にタオルは水を吸いにくくなってしまうので注意が必要です。良い香りをさせたいからといって、規定量以上に入れるのは避けましょう。

おしゃれ着やデリケートな衣類の洗い方

お気に入りのニットやブラウス、レースのついた下着などは、他の洗濯物と一緒にガラガラ洗ってしまうと、型崩れや傷みの原因になります。大切な衣類を長持ちさせるには、少し手間をかけてあげるのがポイントです。

  1. 洗濯表示を確認する: まず、衣類についているタグの「洗濯表示」を必ず確認しましょう。「家庭洗濯不可(洗濯桶に×)」のマークがあるものは、残念ながら家では洗えません。クリーニングに出しましょう。「手洗い(洗濯桶に手)」のマークがあるものは、洗濯機の「手洗いコース」「ドライコース」「おしゃれ着コース」などで優しく洗うことができます。
  2. 洗濯ネットを活用する: デリケートな衣類を洗濯機で洗う際は、必ず洗濯ネットに入れましょう。ネットに入れることで、他の洗濯物との絡まりを防ぎ、衣類へのダメージを軽減できます。ネット1枚につき衣類1枚が基本です。ネットの中で衣類が動きすぎないよう、たたんでちょうど収まるくらいのサイズのネットを選ぶのがコツです。
  3. 専用洗剤を使う: おしゃれ着洗いには、中性のおしゃれ着用洗剤(エマールやアクロンなど、商品名は出せませんがそういった種類の洗剤)を使うのがおすすめです。洗浄力がマイルドで、色あせや型崩れを防ぎながら優しく洗い上げてくれます。

嫌なニオイを防ぐ洗濯のコツ

洗濯したはずなのに、なんだかタオルが生乾き臭い…そんな経験はありませんか?洗濯物の嫌なニオイは、衣類に残った皮脂汚れなどをエサに「モラクセラ菌」などの雑菌が繁殖することが主な原因です。ニオイを防ぐには、この菌を「増やさない」ことが重要です。

  • 洗濯カゴを風通しの良いものにする: 汚れた洗濯物を洗濯槽の中に溜め込むのは絶対にやめましょう。湿気がこもり、菌が繁殖する絶好の環境になってしまいます。通気性の良いメッシュタイプの洗濯カゴなどを使いましょう。
  • 洗濯が終わったらすぐに干す: 洗濯が終了した衣類を洗濯機の中に放置するのもNGです。湿った状態が続くと、あっという間に菌が繁殖してしまいます。洗濯が終わったら、できるだけ早く取り出して干しましょう。
  • 一度に詰め込みすぎない: 前述の通り、洗濯物を詰め込みすぎると汚れが落ちきらず、ニオイの原因になります。適量を守りましょう。
  • 酸素系漂白剤を活用する: ニオイが気になるタオルなどは、洗剤と一緒に粉末の酸素系漂白剤(ワイドハイターの粉末タイプなど)を加えて洗うと、除菌・消臭効果が期待できます。
  • 定期的に洗濯槽を掃除する: 見えない洗濯槽の裏側がカビだらけだと、洗濯するたびに衣類にカビの胞子が付着してしまいます。これがニオイの原因になることも。定期的にお手入れをすることが大切です。(お手入れ方法は後述します)

節水・節電につながる洗濯術

毎日使う洗濯機だからこそ、少しでもエコに使いたいですよね。ちょっとした工夫で、水道代や電気代を節約することができます。

  • まとめ洗いをする: 少量の洗濯物を毎日洗うよりも、ある程度溜めてからまとめて洗う方が、水や電気の使用効率が良くなります。ただし、溜めすぎは汚れ落ちが悪くなるので、洗濯槽の7~8分目を目安にしましょう。
  • お風呂の残り湯を活用する: お風呂の残り湯には皮脂などが含まれていますが、温かいお湯は洗剤の洗浄力を高める効果があります。残り湯を使うのは「洗い」の1回目だけにし、「すすぎ」には必ずきれいな水道水を使いましょう。入浴剤の色が濃いものや、硫黄成分が含まれるものは、衣類への色移りや洗濯機の故障の原因になる可能性があるので使用を避けましょう。
  • コースを適切に選ぶ: 汚れが少ないものを洗う時は「スピードコース」や「お急ぎコース」を選ぶと、時間も水も電気も節約できます。
  • 乾燥機能はフィルター掃除をこまめに: 乾燥機能を使う場合、乾燥フィルターが目詰まりしていると乾燥効率が著しく低下し、余計な電気代がかかります。乾燥機能を使うたびにフィルターを掃除するのが鉄則です。

洗濯機を長持ちさせる!日々のお手入れと定期的な掃除方法

洗濯機も機械ですから、長く快適に使うためにはメンテナンスが欠かせません。見て見ぬふりをしていると、黒カビやニオイが発生するだけでなく、故障の原因にもなってしまいます。「掃除は面倒…」と感じるかもしれませんが、習慣にしてしまえば意外と簡単です。ここでは、毎回やるべき簡単なお手入れと、月に1度行いたい念入り掃除の方法をご紹介します。

毎回やるべき簡単なお手入れ

洗濯が終わった後に、ほんの少しの手間をかけるだけで、洗濯機を清潔に保つことができます。

  • 糸くずフィルター(ごみ取りネット)の掃除: 縦型洗濯機は洗濯槽の内部に、ドラム式洗濯機は本体下部にあることが多いです。ここには洗濯中に出た糸くずやホコリが溜まります。洗濯のたびに、溜まったゴミを捨てましょう。これを怠ると、ゴミが洗濯物や洗濯槽に逆流して付着したり、排水エラーの原因になったりします。
  • 乾燥フィルターの掃除(乾燥機能付きの場合): 乾燥機能を使った後は、必ず乾燥フィルターのホコリを取り除きましょう。ホコリが溜まると乾燥効率が落ちて電気代が無駄になるだけでなく、乾燥時間が長くなったり、生乾きの原因になったりします。最悪の場合、発火の原因になる可能性も指摘されています。
  • 洗濯後はフタ(ドア)を開けておく: 洗濯後の洗濯槽の中は湿気がこもっています。カビの発生を防ぐために、洗濯が終わったらフタやドアを開けて、内部をしっかり乾燥させましょう。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、中に入り込まないよう十分注意してください。

定期的に行いたい念入り掃除

月に1回程度を目安に、少し時間をかけて念入りな掃除を行いましょう。洗濯槽の見えない裏側までスッキリさせることができます。

  1. 洗濯槽の掃除(槽洗浄): 洗濯槽の裏側には、水アカや洗剤カス、黒カビなどがこびりついています。市販の洗濯槽クリーナーを使って、これらをきれいにしましょう。「槽洗浄コース」があればそれを使い、なければ標準コースで高水位に設定し、クリーナーを入れて運転させます。(クリーナーの種類については後述します)
  2. 洗剤投入ケースの掃除: 洗剤や柔軟剤の投入ケースも、長期間放置すると洗剤が固まったり、カビが生えたりします。ケースを取り外して、歯ブラシなどで水洗いしましょう。取り外せない場合は、お湯で濡らした布などで拭き取ります。
  3. 排水フィルター・排水口の掃除: ドラム式洗濯機や一部の縦型洗濯機には、本体下部に排水フィルターがあります。ここには糸くずや、ポケットに入っていた小銭、ヘアピンなどが溜まります。詰まると排水エラーの原因になるので、定期的にフタを開けてゴミを取り除きましょう。また、洗濯機が設置されている防水パンの排水口も、髪の毛やホコリが溜まりやすい場所です。こちらも定期的にチェックして掃除しましょう。
  4. 本体やフタの拭き掃除: 洗濯機本体やフタ、操作パネルなども、ホコリや洗剤の飛び散りで意外と汚れています。水で濡らして固く絞った布で、優しく拭き掃除をしましょう。

掃除をサボるとどうなる?

もしこれらの掃除を怠ってしまうと、どうなるのでしょうか?

  • 洗濯物に黒いピロピロが付く: これは洗濯槽の裏側に発生した黒カビが剥がれ落ちたものです。せっかく洗った衣類が汚れてしまいます。
  • 洗濯物が臭くなる: カビや雑菌が繁殖し、洗濯物や洗濯機自体から嫌なニオイが発生します。
  • 洗濯能力が低下する: フィルター類が詰まることで、汚れ落ちが悪くなったり、乾燥に時間がかかったりします。
  • 故障の原因になる: フィルターの詰まりは、給水や排水のエラーに直結します。また、汚れがモーターなどの機械部分に影響を与え、故障を引き起こす可能性もゼロではありません。

日々の簡単なお手入れと月1回の念入り掃除。これが、洗濯機を長持ちさせ、毎日気持ちよく洗濯するための秘訣です。

もしかして故障?よくあるトラブルと対処法

毎日使っていると、突然「あれ?」と思うような不具合が起こることもあります。すぐに修理を呼ばなくても、簡単なチェックで直るケースも少なくありません。慌てずに、まずは以下の点を確認してみてください。

水が出ない・給水されない

スタートボタンを押したのに、いつまでたっても水が出てこない…。そんな時は、以下の順番でチェックしてみましょう。

  1. 蛇口は開いていますか?: 基本中の基本ですが、意外と多いのが蛇口の閉め忘れや、開き方が不十分なケースです。まずは蛇口が完全に開いているか確認しましょう。
  2. 断水していませんか?: 地域で断水や工事が行われていないか確認しましょう。
  3. 給水ホースはしっかり接続されていますか?: 洗濯機本体と蛇口に接続されている給水ホースが、緩んでいたり、折れ曲がったりしていないか確認してください。
  4. 給水フィルターは詰まっていませんか?: 給水ホースの接続口(洗濯機側)には、ゴミの侵入を防ぐための小さなフィルターが付いています。ここにゴミが詰まると水の出が悪くなります。一度給水ホースを外し、フィルターを歯ブラシなどで優しく掃除してみてください。(作業前に必ず蛇口を閉めてください)

排水ができない・エラーが出る

すすぎや脱水に進むはずが、ピーピーとエラー音を立てて止まってしまった。これは排水がうまくできていないサインかもしれません。

  1. 排水ホースは正しく設置されていますか?: 排水ホースが途中で折れ曲がっていたり、10cm以上の高さに持ち上がっていたりすると、スムーズに排水できません。ホースの経路を確認してください。
  2. 排水ホースの先端が潰れていませんか?: 洗濯機本体や他の家具に踏まれて、ホースの先端が潰れていないか確認しましょう。
  3. 排水口は詰まっていませんか?: 洗濯機の下にある排水口に、糸くずや髪の毛が詰まっている可能性があります。排水口のカバーや部品を外し、中のゴミを取り除いてください。
  4. 糸くずフィルター(排水フィルター)は詰まっていませんか?: 本体についている糸くずフィルターや排水フィルターがゴミでいっぱいになっていませんか?確認して掃除しましょう。

運転中に止まる

ガコン、ガコンと音がしたかと思うと、運転が止まってしまうことがあります。

  • 洗濯物が偏っていませんか?: 脱水時に、洗濯物が槽の片側に偏ってしまうと、異常な振動を検知して安全のために停止することがあります。これを「偏りエラー」と言います。一度フタを開け、洗濯物を均等に広げ直してから再スタートしてみてください。特に、防水性の衣類や大きなタオルを1枚だけで洗うと起こりやすいです。
  • フタ(ドア)はしっかり閉まっていますか?: フタやドアがきちんと閉まっていないと、安全装置が働いて運転が始まりません。もう一度、カチッと音がするまで閉め直してみてください。

異音がする・ガタガタ揺れる

洗濯機から「ガリガリ」「カラカラ」といった聞き慣れない音がしたり、脱水時に大きな揺れを感じたりする場合、いくつかの原因が考えられます。

  • 洗濯機は水平に設置されていますか?: 洗濯機が傾いて設置されていると、振動や騒音の原因になります。本体の脚の高さを調整して、ガタつかないように水平に設置し直しましょう。水準器を使うと正確に確認できます。
  • 洗濯物の中に異物がありませんか?: ポケットの中に入っていた小銭や鍵、ヘアピンなどが、パルセーターや洗濯槽の隙間に入り込んで異音を発生させていることがあります。一度洗濯物を取り出し、槽の内部を確認してみてください。
  • 輸送用の固定ボルトは外しましたか?: ドラム式洗濯機の場合、輸送中のドラムの揺れを防ぐための「固定ボルト」が付いています。これを付けたまま運転すると、激しい振動と騒音、故障の原因になります。設置後に必ず取り外す必要があります。引っ越し後などに初めて使う際は、必ず確認してください。

脱水がうまくいかない

洗濯は終わったのに、洗濯物がびしょ濡れのまま…。脱水ができていないようです。

  • 排水の問題: 脱水は、水を排出しながら行われます。そのため、前述の「排水ができない」場合と同じ原因が考えられます。排水ホースや排水口をまずチェックしてください。
  • 洗濯物の偏り: これも「運転中に止まる」場合と同様、洗濯物の偏りが原因でうまく脱水槽が回転できないことがあります。洗濯物を均等に広げ直してみてください。
  • 少なすぎる洗濯物: 洗濯物が少なすぎても、うまくバランスが取れずに脱水できないことがあります。その場合は、乾いたバスタオルなどを1~2枚追加して、かさを増やしてみるとうまくいくことがあります。

どうしても直らないときは?

これらのセルフチェックを試しても症状が改善しない場合や、焦げ臭いニオイがする、電源が入らないといった場合は、無理に自分で解決しようとせず、使用を中止して電源プラグを抜いてください。そして、購入した販売店や、お使いの洗濯機のメーカーサポートセンター、または専門の修理業者に連絡しましょう。その際、以下の情報を伝えるとスムーズです。

  • 洗濯機のメーカー名と型番(本体の側面やフタの裏に貼られているシールに記載されています)
  • いつ頃から、どのような症状が出ているか
  • エラーが表示されている場合は、そのエラー番号
  • 自分で試した対処法

洗濯に関する素朴な疑問 Q&A

ここでは、多くの方が抱く洗濯に関するちょっとした疑問について、Q&A形式でお答えします。

洗濯機って何年くらい使えるの?寿命の目安は?

一般的に、洗濯機の寿命は6年~8年程度と言われています。これは、メーカーが修理用部品を保有する期間(補修用性能部品の保有期間)が、製造打ち切り後6~7年程度と定められていることが大きな理由です。もちろん、使い方やお手入れの頻度、使用環境によってこれより長く使えることも、短くなることもあります。

以下のようなサインが見られたら、買い替えを検討するタイミングかもしれません。

  • これまで紹介したトラブルが頻繁に起こるようになった
  • 運転中の異音がだんだん大きくなってきた
  • 電源が入らない、操作パネルが反応しないことがある
  • 修理費用が高額になる(新しいものを買った方が安くつく場合)

洗濯ネットってどんなものを入れればいいの?効果的な使い方は?

洗濯ネットは、衣類の傷みや型崩れ、絡まりを防ぐための便利なアイテムです。ニットやブラウスなどのおしゃれ着、ランジェリー、ストッキング、ボタンや飾りが付いた衣類などを入れるのがおすすめです。

効果的な使い方のコツは、「ネットの大きさに合わせて衣類をたたんで入れること」です。大きすぎるネットに小さな衣類を1枚だけ入れると、中で衣類が動いてしまい、シワの原因になります。逆に、小さなネットに無理やり詰め込むのも汚れ落ちが悪くなる原因です。ネット1枚につき衣類1枚が基本。衣類をきれいにたたんで、ジャストサイズのネットに入れるのが理想的です。目の粗いネットは水通りが良く汚れが落ちやすいですが、デリケートな衣類には目の細かいネットを選ぶとより優しく洗えます。

お風呂の残り湯って本当に使って大丈夫?注意点は?

はい、残り湯の活用は節水に効果的です。特に「洗い」で使うのはおすすめです。温かいお湯は皮脂汚れを溶かしやすくし、洗剤の効果を高めてくれます。ただし、注意点がいくつかあります。

  • 「すすぎ」には使わない: 残り湯には雑菌や皮脂が含まれているため、すすぎに使うとせっかく洗った衣類に汚れやニオイが再付着してしまいます。すすぎは必ずきれいな水道水で行いましょう。
  • 時間が経ったお湯は使わない: 一晩置いたお湯など、時間が経つと雑菌がかなり繁殖してしまいます。入浴後、できるだけ温かいうちに使うのが理想です。
  • 入浴剤の種類に注意: 硫黄成分が含まれる入浴剤や、色の濃い入浴剤を使ったお湯は、洗濯機を傷めたり、衣類に色移りしたりする可能性があるので使用を避けましょう。

洗濯槽クリーナーって、塩素系と酸素系どっちがいいの?

洗濯槽クリーナーには、主に「塩素系」と「酸素系」の2種類があります。それぞれに特徴があり、得意なことが違います。

塩素系クリーナー

  • 特徴: 主成分は次亜塩素酸ナトリウム。強力な殺菌力が特徴で、目に見えないカビの菌糸まで分解・除去する効果が期待できます。
  • メリット: 短時間で掃除が完了する製品が多い。カビを溶かして分解するため、ゴミをすくう手間がない。
  • デメリット: 「混ぜるな危険」の表示通り、酸性タイプの製品と混ざると有毒なガスが発生するため、取り扱いに注意が必要。ツンとした特有のニオイがある。
  • おすすめの使い方: とにかく手軽に、強力にカビを殺菌したい時。定期的なメンテナンスに。

酸素系クリーナー

  • 特徴: 主成分は過炭酸ナトリウム。発泡する力で、こびりついたカビや汚れを剥がし取ります。
  • メリット: 塩素系のようなツンとしたニオイがない。衣類や環境に比較的優しいとされています。
  • デメリット: 汚れを剥がし取るタイプなので、掃除後に浮いてきたカビ(黒いピロピロ)をゴミすくいネットなどで取り除く手間が必要。つけ置きに時間がかかることが多い。
  • おすすめの使い方: 汚れが目に見えて気になるとき。ごっそり汚れが取れるのを実感したいとき。塩素系のニオイが苦手な方。

普段は手軽な塩素系でこまめに除菌し、数ヶ月に一度、酸素系でごっそり汚れを剥がし取る、というように使い分けるのも効果的です。お使いの洗濯機によっては、使用できるクリーナーの種類が指定されている場合もあるので、取扱説明書を確認してくださいね。

引っ越しの時の洗濯機の取り扱いはどうすればいい?水抜き方法は?

引っ越しの際は、輸送中に水漏れして他の荷物を濡らしたり、洗濯機が故障したりするのを防ぐために、事前に「水抜き」という作業が必要です。基本的な手順は以下の通りですが、詳細は必ずお使いの洗濯機の取扱説明書で確認してください。

  1. 給水ホースの水抜き: 蛇口を閉め、洗濯機の電源を入れて標準コースで1分ほど運転します。これでホース内の水が抜けます。その後、電源を切り、給水ホースを蛇口と洗濯機から取り外します。
  2. 本体内部の水抜き(排水): 再度電源を入れ、一番短い時間で「脱水」のみを運転します。これで洗濯槽や排水ホース内部に残った水が排水されます。
  3. 排水ホースの水抜き: 脱水が終わったら、排水ホースを排水口から抜き、中に残った水が出てこないようにホースの口を上向きにして、本体にテープなどで固定します。

この作業を行うことで、安全に洗濯機を運ぶことができます。新居での設置は、逆の手順で行います。特にドラム式洗濯機の場合は、輸送用の固定ボルトを忘れずに取り付けるようにしましょう。

まとめ:自分に合った洗濯機と上手な付き合い方を見つけよう

ここまで、洗濯機の種類から選び方、上手な使い方、お手入れ、トラブル対処法まで、本当にたくさんの情報をお伝えしてきました。とても長い記事になってしまいましたが、最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

洗濯機は、私たちの生活を支えてくれる、頼もしいパートナーです。そのパートナー選びで後悔しないためには、

  • 自分のライフスタイル(洗濯物の量、頻度、乾燥機能の必要性)をしっかり把握すること。
  • 設置場所や搬入経路のサイズを正確に測ること。
  • どんな機能が自分にとって本当に必要かを見極めること。

この3つが非常に大切です。

そして、新しい洗濯機を手に入れた後も、日々の使い方やお手入れを少し工夫するだけで、洗濯の仕上がりは格段に良くなり、洗濯機自体も長持ちさせることができます。詰め込みすぎず、洗剤の量を守り、洗濯が終わったらすぐに干す。そして、フィルターの掃除を習慣にし、月に一度は洗濯槽をきれいにしてあげる。ほんの少しの心がけが、毎日の快適な洗濯ライフにつながります。

この記事には、特定の商品の名前は一つも出てきません。しかし、ここに書かれている知識は、あなたがこれからどんな洗濯機を選び、使っていく上でも、きっと役に立つはずです。この記事が、あなたと洗濯機のより良い関係を築くための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。

この記事を書いた人
miura-anna

これまで日々の暮らしをより快適にする家電を多数試してきました。
このサイトでは、家電の魅力をわかりやすく紹介しています。
家電選びに迷ったとき、少しでも参考になる情報を提供できたらうれしいです。

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