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こたつ完全ガイド!選び方から使い方、豆知識まで徹底解説

日本の冬の風物詩といえば、やっぱり「こたつ」ですよね!あの温もりに包まれると、ついついウトウト…なんて経験、誰にでもあるのではないでしょうか。こたつは単なる暖房器具ではありません。家族が集まり、友達と語らい、時には一人でぬくぬくとリラックスするための、特別な空間を作り出してくれる魔法のアイテムです。

この記事では、特定の商品をおすすめするのではなく、こたつという文化そのものの魅力や、後悔しないための選び方、賢い使い方、お手入れ方法まで、あらゆるお役立ち情報を徹底的にまとめました。「こたつが欲しいけど、何から選べばいいかわからない」「今使っているこたつをもっと快適に使いたい」「電気代が気になる…」そんなあなたの疑問や悩みを、この記事がすべて解決します!

宣伝は一切ありません。純粋に「こたつのある暮らし」を楽しむための情報だけを、たっぷりお届けします。さあ、あなたもこたつの奥深い世界へ、足を踏み入れてみませんか?

こたつって、そもそも何?~日本の冬の風物詩~

「こたつ」と聞けば、四角いテーブルに布団が掛かっていて、その中に足を入れて暖まる…そんな光景を思い浮かべる方がほとんどでしょう。まさにその通り!こたつは、熱源を内蔵したテーブル(やぐら)に、保温のための布団を掛けた日本の伝統的な暖房器具です。

その歴史は古く、室町時代に囲炉裏(いろり)の上にやぐらを置き、衣服を被せて保温した「置きごたつ」が原型とされています。囲炉裏の火を使っていたため、当時は炭で暖を取っていました。その後、江戸時代には、床を一段低く掘って熱源を置く「掘りごたつ」が登場し、庶民の間に広まっていきました。そして、電気を使った現在の形の「電気ごたつ」が一般家庭に普及したのは、戦後の高度経済成長期のことです。

こたつの最大の魅力は、なんといってもその「局所暖房」としての効率の良さです。部屋全体を暖めるエアコンとは違い、必要な部分だけをピンポイントで暖めるため、エネルギーの消費を抑えやすいという特徴があります。また、頭は涼しく足元は暖かい「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」の状態を作り出すため、体への負担が少なく、長時間過ごしやすいのも嬉しいポイントです。

しかし、こたつの魅力はそれだけではありません。こたつの周りには、自然と人が集まります。家族みんなでこたつを囲んでみかんを食べながらテレビを見たり、友達と鍋パーティーをしたり、一人で本を読んだり、うたた寝をしたり…。こたつは、人と人とのコミュニケーションを育み、心まで温めてくれる、日本の家庭における「団らんの中心」としての役割を担ってきました。

近年では、そのユニークな魅力が海外でも注目され、「Kotatsu」として知られるようになりました。「一度入ったら出られない魔法の家具」として、海外のSNSで話題になることも少なくありません。日本の冬が生んだ、心と体を温める素晴らしい文化、それが「こたつ」なのです。

後悔しない!こたつの選び方パーフェクトガイド

いざ「こたつを買おう!」と思っても、種類が多すぎてどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。ここでは、特定の商品を挙げるのではなく、あなた自身のライフスタイルに合ったこたつを見つけるための「選び方の基準」を、項目別に詳しく解説していきます。これらのポイントを押さえておけば、きっと「買ってよかった!」と思える一台に出会えるはずです。

こたつの種類を知ろう

まずは、こたつの基本的な種類から見ていきましょう。「形状」「高さ」「天板の素材」によって、使い勝手や部屋の印象が大きく変わります。

形状で選ぶ

こたつの形状は、主に「正方形」「長方形」「円形・楕円形」の3タイプに分けられます。それぞれに特徴があるので、使う人数や用途に合わせて選びましょう。

  • 正方形タイプ
    一人暮らしのワンルームや、カップルなど少人数での使用にぴったりのコンパクトなタイプです。省スペースで設置できるので、あまり広くないお部屋にも置きやすいのがメリット。こたつを囲んで座ったときに、自然とみんなの距離が近くなるのも良いところです。
  • 長方形タイプ
    ご家族で使ったり、友達を呼んで集まったりする機会が多い方におすすめです。複数人でゆったりと足を入れることができます。また、天板が広いので、食事をするだけでなく、パソコン作業や勉強などのワーキングスペースとしても活用しやすいのが特徴。鍋を置いても、お皿やコップを置くスペースに余裕が生まれます。
  • 円形・楕円形タイプ
    角がないため、座る人数を限定せず、大人数でも囲みやすいのが魅力です。動線もスムーズで、小さなお子様がいるご家庭でも角にぶつかる心配が少なく、安心感があります。お部屋に柔らかく、優しい雰囲気を与えてくれるデザイン性の高さも人気の理由です。

高さで選ぶ

こたつの高さは、快適さを左右する重要なポイントです。床に座るスタイルか、椅子を使うスタイルか、ご自身の生活に合わせて選びましょう。

  • ロータイプ(座卓タイプ)
    昔ながらの、床に座って使うタイプのこたつです。座椅子やクッションと組み合わせて使うのが一般的。床に近い生活はリラックス効果が高く、「これぞ日本の冬!」という雰囲気を満喫できます。空間を圧迫せず、お部屋を広く見せる効果もあります。
  • ハイタイプ(ダイニングこたつ)
    椅子に座って使う、テーブルのような高さのこたつです。ダイニングテーブルとこたつを兼用できるため、省スペースにも繋がります。椅子に座るので、立ち座りが楽で、足腰への負担が少ないのが最大のメリット。ご年配の方や、テレワークで長時間椅子に座る方にも適しています。

天板の素材で選ぶ

天板は、こたつの「顔」ともいえる部分。素材によって見た目の印象やお手入れのしやすさが異なります。

  • 木製(天然木・化粧繊維板)
    最もポピュラーで、温かみのある雰囲気が魅力です。どんなお部屋にも馴染みやすいのが特徴。天然木を使ったものは風合いが豊かで高級感がありますが、価格は高めになる傾向があります。木目シートなどを貼った化粧繊維板は、デザインが豊富で価格も手頃、お手入れも比較的簡単です。
  • リバーシブル天板
    裏と表で色や柄が違う天板のことです。一枚で二つのデザインを楽しめるので、季節や気分に合わせてお部屋の雰囲気を手軽に変えられます。例えば、冬は温かみのある木目調、夏は爽やかなホワイト、といった使い分けも可能です。
  • ガラス天板
    モダンでスタイリッシュな印象を与えてくれる天板です。お部屋に圧迫感を与えず、すっきり見せたい方におすすめ。飲み物をこぼしてもサッと拭き取れるなど、お手入れが非常に簡単なのも嬉しいポイントです。ただし、木製の天板に比べると少しひんやりと感じるかもしれません。

ヒーターの種類と特徴

こたつの心臓部であるヒーター。実はいくつか種類があり、それぞれ暖まり方や特徴が異なります。代表的な3つのヒーターを見ていきましょう。

石英管(せきえいかん)ヒーター

多くのこたつで採用されている、昔ながらのオーソドックスなタイプです。石英ガラスの管の中にニクロム線が通っており、電気を流すことで発熱します。遠赤外線効果で体の芯からじんわりと暖めてくれるのが特徴です。構造がシンプルなため、本体価格が比較的安い傾向にあります。暖まるまでに少し時間がかかりますが、その分、優しい暖かさが持続します。

ハロゲンヒーター

石英管の中にハロゲンランプを封入したヒーターです。スイッチを入れてからの立ち上がりが非常に早く、すぐに暖かさを感じたいという方にぴったり。石英管ヒーターよりも高い温度で発熱するため、パワフルな暖かさが得られます。また、ヒーター自体の寿命が比較的長いのもメリットの一つです。

フラットカーボンヒーター

面状のカーボン(炭素繊維)を発熱させる、比較的新しいタイプのヒーターです。最大のメリットは、その薄さ。ヒーター部分のでっぱりがほとんどないため、こたつの中が広々と使えます。寝転がったときに腰や背中がヒーターに当たる心配もありません。また、発熱面が広いため、こたつの中全体を均一に、むらなく暖めてくれるのも大きな特徴です。他のヒーターに比べて価格は高めになる傾向がありますが、快適性は非常に高いと言えるでしょう。

それぞれのヒーターの特徴をまとめた表がこちらです。

ヒーターの種類 暖まる速さ 暖かさ ヒーターの厚み 価格帯
石英管ヒーター 遅め じんわり 厚い 手頃
ハロゲンヒーター 速い パワフル 厚い 中間
フラットカーボンヒーター 速め 均一でマイルド 薄い 高め

サイズ選びのポイント

「大は小を兼ねる」と思いがちですが、部屋の広さや使う人数に合わないサイズを選ぶと、かえって使いにくくなってしまいます。適切なサイズの目安を知っておきましょう。

使用人数から考えるサイズの目安

  • 1~2人:正方形なら一辺が60cm~80cm程度。長方形なら短辺が60cm、長辺が75cm~90cm程度のものが使いやすいでしょう。
  • 3~4人:正方形なら一辺が80cm~90cm程度。長方形なら短辺が75cm~80cm、長辺が105cm~120cm程度あると、ゆったり座れます。
  • 5人以上:長方形で長辺が135cm~150cm以上の大きめサイズや、直径100cm以上の円形タイプがおすすめです。

部屋の広さとのバランスも重要です。こたつを置くと、その周りに人が座るスペースが必要になります。こたつ本体のサイズだけでなく、「こたつ+人が座るスペース+人が通るスペース」を考慮して、お部屋に圧迫感が出ないかシミュレーションしてみることが大切です。メジャーなどを使って、実際に置きたい場所にどのくらいのスペースが取れるか測ってみると、イメージが湧きやすくなりますよ。

機能性にも注目!

最近のこたつには、快適性や安全性を高めるための便利な機能が付いているものが多くあります。チェックしておきたい主な機能をご紹介します。

  • 温度調節機能
    ほとんどのこたつに付いている基本機能ですが、調節方法に種類があります。ヒーター本体に付いているつまみで調節するタイプと、コードの途中にコントローラーが付いている「手元コントローラー」タイプがあります。手元コントローラーなら、こたつに入ったまま楽な姿勢で温度調節ができるので非常に便利です。また、温度の段階も「強・弱」だけでなく、無段階で細かく調節できるものもあります。
  • タイマー機能
    設定した時間が経つと自動で電源が切れる機能です。ついうたた寝してしまっても、消し忘れる心配がないので安全です。電気の無駄遣いを防ぐことにも繋がり、省エネの観点からも嬉しい機能と言えます。
  • UV塗装
    天板の表面に施されることが多い塗装の一種です。紫外線(UV)を照射して塗料を硬化させる方法で、表面が硬く、傷や汚れ、熱に強くなるというメリットがあります。美しい光沢が出て見た目も良くなり、長くきれいに使い続けたい方におすすめです。
  • 継ぎ脚(つぎあし)機能
    こたつの脚に付属のパーツを取り付けることで、高さを数cm程度アップさせることができる機能です。厚手のラグや座椅子を使いたいとき、寝転がって寝返りを打ちたいときなどに、高さを出してゆとりを持たせることができます。ハイタイプこたつでは、高さを変えてロータイプとしても使える2WAY仕様のものもあります。

こたつ布団の選び方~快適性を左右する重要なパートナー~

こたつの快適さは、本体だけでなく「こたつ布団」によっても大きく左右されます。暖かさはもちろん、肌触りやお手入れのしやすさなど、こちらも選ぶべきポイントがたくさんあります。こたつ本体との相性を考えながら、最適な一枚を見つけましょう。

素材で選ぶ

こたつ布団に使われる素材は様々です。暖かさや肌触り、機能性が異なるので、好みに合わせて選びましょう。

掛け布団の素材

直接肌に触れることも多い掛け布団は、素材選びが特に重要です。

  • 綿(コットン)
    天然素材ならではの優しい肌触りが魅力です。吸湿性・放湿性に優れているため、汗をかいても蒸れにくく、快適な状態を保ちやすいです。保温性も高く、こたつの熱をしっかりと閉じ込めてくれます。
  • ポリエステル
    現在主流の素材で、多くのこたつ布団に使われています。軽くて耐久性があり、保温性も高いのが特徴です。シワになりにくく、家庭で洗濯できるものが多いなど、お手入れが簡単な点も人気の理由。デザインやカラーバリエーションが非常に豊富です。
  • フリース
    軽くて暖かく、柔らかい肌触りが特徴の素材です。ヒヤッとした感じが少ないので、こたつに入った瞬間から温もりを感じられます。比較的乾きやすいので、こまめに洗濯したい方にもおすすめです。
  • マイクロファイバー
    ポリエステルなどの極細の化学繊維で作られた素材です。繊維の間にたくさんの空気を含むため、非常に軽くて保温性に優れています。とろけるような滑らかな肌触りは、一度体験するとやみつきになるかもしれません。

敷き布団の素材

敷き布団は、暖かさを保つだけでなく、座り心地や床からの冷気を防ぐ役割も担っています。

  • ウレタンフォーム入り
    クッション材として使われるウレタンが入っているタイプです。適度な厚みと弾力があり、長時間座っていてもお尻が痛くなりにくいのがメリット。また、床からの冷気をシャットアウトする効果も高く、保温性をさらに高めてくれます。防音効果が期待できるものもあります。
  • ラグ兼用タイプ
    季節を問わず、一年中ラグマットとして使えるデザインの敷き布団です。こたつを使わない時期も敷きっぱなしにできるので、片付ける手間が省けます。お部屋のインテリアに合わせたデザインを選びやすいのも魅力です。

サイズ選びの基本

こたつ布団のサイズは、小さすぎると隙間から冷気が入ってしまい、大きすぎると足元がもたついて邪魔になることがあります。適切なサイズを選ぶための基本的な考え方を知っておきましょう。

一般的な目安として、掛け布団のサイズは「こたつ天板のサイズ + 100cm~120cm」程度が推奨されています。例えば、80cm×80cmの正方形のこたつなら、180cm×180cm~200cm×200cm程度の布団を選ぶと、ちょうど良いサイズ感になります。

なぜこのくらいのゆとりが必要かというと、人が中に入って座ったときに、布団が持ち上がって隙間ができてしまうのを防ぐためです。十分な大きさがあれば、熱が外に逃げるのを防ぎ、暖かさを効率的に保つことができます。敷き布団も、掛け布団と同じか、それより一回り大きいサイズを選ぶのが一般的です。こたつ本体と布団をセットで購入する場合は適切なサイズになっていることが多いですが、別々に購入する際は必ずサイズを確認しましょう。

デザインと機能性

毎日目にするものだから、デザインや機能性にもこだわりたいですよね。

  • お部屋のインテリアとの調和
    こたつ布団は面積が大きいため、お部屋の印象を大きく左右します。お部屋のテイスト(ナチュラル、モダン、北欧風など)や、カーテン、ソファなどの色と合わせると、統一感のあるおしゃれな空間になります。
  • 省スペースタイプ
    布団の四隅の広がりを抑え、すっきりとさせたタイプのこたつ布団です。角の部分がジャバラ状になっていたり、スリットが入っていたりします。通常の布団に比べて場所を取らないため、お部屋を広く見せたい方や、ワンルームにお住まいの方におすすめです。
  • 洗濯可能なタイプ
    食べ物や飲み物をこぼしてしまったり、汗をかいたり、こたつ布団は意外と汚れやすいものです。「洗濯機で丸洗いOK」の表示があるものなら、いつでも清潔に保つことができます。特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、重宝する機能です。購入前に、必ず洗濯表示を確認する習慣をつけましょう。
  • 撥水(はっすい)加工
    表面に水を弾く加工が施されたこたつ布団です。万が一飲み物をこぼしてしまっても、すぐに拭き取ればシミになりにくいのがメリットです。お手入れの手間を少しでも減らしたいという方におすすめの機能です。

こたつをもっと快適に!賢い使い方と節約術

こたつは正しく使えば、冬の暖房費を抑える強い味方になります。ここでは、こたつの効果を最大限に引き出す使い方や、気になる電気代、安全に使うための注意点を解説します。

効果的な使い方

ちょっとした工夫で、こたつの快適性と省エネ効果は格段にアップします。

  1. 掛け布団と敷き布団はセットで使う
    基本中の基本ですが、これが最も重要です。敷き布団を敷くことで、床からの冷気を遮断し、こたつ内の熱が床へ逃げるのを防ぎます。掛け布団と敷き布団で熱をサンドイッチのように閉じ込めることで、保温効果が飛躍的に高まり、弱い設定温度でも十分に暖かく感じられます。
  2. 設定温度は「弱」や「中」を基本に
    こたつは一度暖まってしまえば、高い保温性で暖かさをキープできます。スイッチを入れた直後は「強」で一気に暖め、その後は「中」や「弱」に下げるのが賢い使い方。電気代の節約に直結します。
  3. エアコンとの併用で賢く節電
    寒い日はエアコンとこたつを両方使いたくなりますよね。その場合、エアコンの設定温度をいつもより1~2℃低めに設定し、こたつを補助的に使うのがおすすめです。部屋全体をガンガンに暖めるよりも、体感的な暖かさを得やすいこたつと組み合わせることで、トータルの消費電力を抑えることができます。
  4. サーキュレーターを活用する
    エアコンの暖かい空気は天井付近に、こたつの周りの冷たい空気は床付近に溜まりがちです。サーキュレーターや扇風機を使って部屋の空気を循環させると、室内の温度ムラが解消され、効率よく部屋全体を快適な温度に保てます。
  5. 服装を一枚プラスする
    ひざ掛けを一枚足したり、厚手の靴下やルームシューズを履いたりするだけでも、体感温度はかなり変わります。こたつの設定温度を上げる前に、まずは服装で調整してみましょう。

電気代はどのくらい?

「こたつは電気代がかかる」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実は他の暖房器具と比較して、比較的省エネな暖房器具と言えます。

こたつの1時間あたりの電気代は、ヒーターの種類や設定温度によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

  • 「弱」運転時:1時間あたり 約2~5円
  • 「強」運転時:1時間あたり 約5~10円

もちろん、こたつの消費電力(W)や、ご契約の電力会社の料金プランによって変動します。ご自宅のこたつの正確な電気代を知りたい場合は、以下の計算式で算出できます。

1時間あたりの電気代(円) = 消費電力(kW) × 1(時間) × 電力料金単価(円/kWh)

※消費電力をWからkWに変換するには、1000で割ります。(例:300W → 0.3kW)
※電力料金単価は、電力会社の検針票(電気ご使用量のお知らせ)などで確認できます。

例えば、消費電力300Wのこたつを「弱」(消費電力100Wと仮定)で1時間使った場合、電力料金単価を31円/kWhとすると、「0.1kW × 1h × 31円/kWh = 3.1円」となります。エアコンの暖房などが1時間あたり数十円かかることを考えると、こたつの経済性の高さがわかりますね。

安全に使うための注意点

快適なこたつですが、使い方を誤るとトラブルの原因になることも。以下の点に十分注意して、安全に冬を乗り切りましょう。

  • 低温やけどに注意
    「熱い」と感じないくらいの温度でも、皮膚の同じ部分が長時間触れ続けていると「低温やけど」を起こす危険があります。特に、眠ってしまうと感覚が鈍くなるため危険です。対策として、長時間同じ姿勢でいない、タイマー機能を活用する、ヒーター部分に直接肌を長時間くっつけない、などを徹底しましょう。
  • 脱水症状のリスク
    こたつで寝てしまうと、知らず知らずのうちに大量の汗をかき、脱水症状を引き起こすことがあります。こたつでのうたた寝は気持ち良いですが、長時間の睡眠は避けるべきです。こたつに入っている間は、意識的にこまめな水分補給を心がけましょう。
  • 火災の危険性
    電気を使う器具である以上、火災のリスクはゼロではありません。洗濯物などを乾かすためにこたつの中に入れるのは絶対にやめましょう。また、ヒーター部分に布団や衣類、座布団などが直接触れ続けないように注意してください。電源コードが家具の下敷きになっていないか、傷んだり折れ曲がったりしていないかも定期的にチェックしましょう。ヒーターユニットに溜まったホコリが原因で発火することもあるため、シーズン前には必ず掃除をすることが大切です。

こたつのある暮らし~インテリアとしての楽しみ方~

こたつは暖房器具としてだけでなく、お部屋の主役になれるインテリアアイテムでもあります。こたつを中心とした、おしゃれで快適な空間づくりのヒントをご紹介します。

こたつとラグ・カーペット

こたつ敷き布団の代わりに、お気に入りのラグやカーペットを合わせるのも素敵なアイデアです。ラグを敷くことで、以下のようなメリットがあります。

  • 保温性アップ:床からの冷気をさらに遮断し、こたつの暖かさをキープします。
  • クッション性向上:座り心地や寝転がったときの心地よさがアップします。
  • 床の保護:こたつの脚によるフローリングの傷やへこみを防ぎます。

選ぶ際は、こたつ布団の色や柄との組み合わせを楽しみましょう。シンプルなこたつ布団なら柄物のラグでアクセントを加えたり、逆に柄物のこたつ布団なら無地のラグで引き立てたりと、コーディネートは無限大です。毛足の長いシャギーラグなどは、見た目にも暖かで冬のインテリアにぴったりです。

こたつとソファ

「ソファもこたつも両方置きたい!」という方も多いのではないでしょうか。床に座るこたつとソファは高さが合わないと思われがちですが、組み合わせ方次第でとても快適な空間が生まれます。

おすすめは、座面が低い「ローソファ」とこたつを組み合わせるスタイルです。ローソファに座りながらこたつに足を入れることができるので、ソファの背もたれに体を預けてゆったりとリラックスできます。まさに「良いとこ取り」の組み合わせです。ソファの前にこたつを配置すれば、冬はこたつテーブルとして、夏は通常のローテーブルとして、一年中活躍してくれます。

こたつ周りの便利グッズ(種類の紹介)

こたつ周りにちょっとしたアイテムをプラスするだけで、”こたつむり”生活がさらに快適になります。特定の商品ではなく、どういった「種類」のグッズがあると便利かをご紹介します。

  • 座椅子
    ロータイプのこたつに欠かせない相棒です。背もたれがあるだけで、長時間座っていても疲れにくくなります。リクライニング機能付きのものや、座面が回転するものなど、様々なタイプがあります。
  • クッション
    背中に当てて背もたれ代わりにしたり、抱きかかえたり、枕にしたりと、一つあるだけで様々な使い方ができます。色や素材違いでいくつか揃えておくと、インテリアのアクセントにもなります。
  • サイドテーブル
    こたつの天板は、みかんやお菓子、本などで意外とすぐにいっぱいになってしまいがち。そんな時に小さなサイドテーブルが一つあると、飲み物やテレビのリモコン、スマートフォンなどを置く定位置ができて非常に便利です。

シーズンオフはどうする?こたつの片付けとお手入れ方法

暖かくなり、こたつの出番が終わったら、また次の冬に気持ちよく使えるように、きちんとお手入れをしてから収納しましょう。正しいお手入れと収納方法を解説します。

こたつ本体のお手入れ

  1. 電源プラグを抜く
    お手入れは必ず電源プラグをコンセントから抜いて、本体が冷めてから行ってください。
  2. 天板を拭く
    天板は、普段は柔らかい布で乾拭きします。手垢や食べこぼしなどの汚れが付いている場合は、水で薄めた中性洗剤を布に含ませ、固く絞ってから拭き取ります。その後、洗剤が残らないように水拭きし、最後に必ず乾拭きで水分を完全に取り除きましょう。
  3. やぐら(本体フレーム)を拭く
    やぐら部分も、天板と同様に乾拭きや水拭きでホコリや汚れを拭き取ります。
  4. ヒーターユニットの掃除
    ここが最も重要なポイントです。ヒーターユニットの保護網や反射板、ファン(付いている場合)には、ワンシーズンでかなりの量のホコリが溜まります。このホコリが、故障や火災の原因になることがあるのです。掃除機を使い、ノズルを細いものに付け替えて、優しくホコリを吸い取りましょう。ブラシで強くこするとヒーターを傷つける可能性があるので注意してください。

こたつ布団のお手入れ

こたつ布団をしまう前には、汗や皮脂汚れをしっかり落としておくことが、ダニやカビの発生、黄ばみを防ぐために不可欠です。

  • 洗濯表示を必ず確認
    まず最初に、掛け布団・敷き布団に付いている洗濯表示タグを確認します。「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」があれば家庭で洗濯可能です。「水洗い不可」のマークがある場合は、クリーニング店に相談しましょう。
  • 家庭で洗濯する場合
    洗濯機の容量を確認し、布団が入るかチェックします。容量が小さい場合は無理に詰め込まず、コインランドリーの大型洗濯機を利用するのがおすすめです。洗濯する際は、布団をたたんで洗濯ネットに入れ、「大物洗い」や「毛布」などのコースを選びましょう。
  • しっかり乾燥させる
    洗濯以上に重要なのが「乾燥」です。生乾きの状態は、カビや嫌なニオイの最大の原因になります。物干し竿を2本使ってM字型に干すなど、風通しが良くなるように工夫して、中まで完全に乾かしましょう。天気の良い日に、数日間かけて干すのが理想です。

上手な収納方法

お手入れが終わったら、いよいよ収納です。次のシーズンまで綺麗な状態を保つためのコツをご紹介します。

  • こたつ布団の収納
    完全に乾いたこたつ布団は、通気性の良い不織布の収納ケースなどに入れるのがおすすめです。掃除機で吸引してコンパクトにする「圧縮袋」も便利ですが、長期間圧縮しすぎると、羽毛や中綿のふんわり感が損なわれる可能性もあります。収納場所の湿気が気になる場合は、防虫剤や除湿剤を一緒に入れておくと安心です。
  • こたつ本体の収納
    脚を取り外せるタイプのこたつは、分解するとコンパクトに収納できます。その際、天板を固定していたネジなどの小さな部品を、なくさないように小さな袋にまとめて、本体と一緒に保管しておくのが鉄則です。元の製品が入っていた箱が残っていれば、それに入れて収納するのが一番です。

収納場所は、湿気の少ない押入れの上段や天袋などが適しています。

こたつにまつわるQ&A~よくある疑問を解決!~

ここでは、こたつに関する素朴な疑問やよくある質問に、Q&A形式でお答えします。

Q. こたつで寝ると、どうして体に良くないと言われるの?
A. 気持ちが良いのでついつい寝てしまいがちですが、主に3つの理由から推奨されません。

  1. 低温やけど:前述の通り、低い温度でも長時間触れているとやけどをします。
  2. 脱水症状:寝ている間に思った以上に汗をかき、体内の水分が失われます。
  3. 自律神経の乱れ:下半身だけが温められ、上半身は冷えているというアンバランスな状態が続くと、体温調節を行う自律神経が混乱し、だるさや睡眠の質の低下を招くことがあります。
Q. 赤ちゃんやペットがいる家庭で使うときの注意点は?
A. いくつか注意が必要です。赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、熱がこもりすぎて「うつ熱」や脱水症状を起こしやすいです。長時間こたつに入らせないようにしましょう。また、ペット(特に猫)は暖かい場所を好みますが、低温やけどの危険は人間と同じです。さらに、赤ちゃんやペットが電源コードにじゃれたり、かじったりすると、感電や断線の危険があります。コードをカバーで覆うなどの対策をすると良いでしょう。
Q. こたつは夏でもテーブルとして使える?
A. はい、もちろんです!こたつ布団を外せば、一年中リビングテーブルやローテーブルとして活躍します。夏場にテーブルとして使う際に天板がズレるのが気になる場合は、天板とやぐらをネジで固定できるタイプのこたつを選ぶと、安定感があって使いやすいです。オフシーズンも片付けずに済むので、収納スペースが限られているご家庭にもおすすめです。
Q. 古くなったこたつの処分方法は?
A. こたつは、多くの自治体で「粗大ごみ」として扱われます。お住まいの自治体のルール(申し込み方法、料金、収集日など)を確認して、適切に処分してください。また、まだ使える状態であれば、リサイクルショップで買い取ってもらえたり、フリマアプリなどで必要としている人に譲ったりすることもできます。不用品回収業者に依頼するという選択肢もあります。

まとめ~こたつで心も体も温まる冬を~

ここまで、こたつの選び方から使い方、お手入れ方法まで、様々な角度から詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

こたつは、ただ体を暖めてくれるだけの道具ではありません。その暖かさが人の心をほぐし、自然と家族や友人が集まる「団らんの場」を生み出します。一人で過ごす時間でさえも、こたつの温もりに包まれれば、それは何とも言えない贅沢なひとときになります。

形状、高さ、ヒーターの種類、布団の素材…。たくさんの選択肢がありますが、それはあなたのライフスタイルにぴったり合った、最高の「こたつのある暮らし」を見つけられるということでもあります。この記事でご紹介した選び方のポイントを参考に、ぜひあなたにとって最適なこたつの形をイメージしてみてください。

そして、賢い使い方と節約術を実践し、安全に注意しながら、シーズンオフには感謝を込めてお手入れをする。そうやって大切に付き合っていくことで、こたつはきっと、毎年の冬を心待ちにさせてくれる、かけがえのない存在になるはずです。

この記事が、あなたの冬の暮らしをより豊かで温かいものにするための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。さあ、今年の冬も、素敵なこたつライフをお過ごしください!

この記事を書いた人
miura-anna

これまで日々の暮らしをより快適にする家電を多数試してきました。
このサイトでは、家電の魅力をわかりやすく紹介しています。
家電選びに迷ったとき、少しでも参考になる情報を提供できたらうれしいです。

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