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スチームクッカー完全ガイド!調理の幅が広がる使い方

  1. スチームクッカーって何?今さら聞けない基本の「き」
    1. 蒸し料理の魅力を再発見
    2. スチームクッカーの仕組みを簡単解説
    3. 「蒸す」調理法のメリットとは?
  2. 後悔しない!スチームクッカー選びで押さえるべきポイント
    1. 【種類】電気式?それとも鍋タイプ?
      1. 電気式のスチームクッカー
      2. 鍋(コンロ式)のスチームクッカー
    2. 【容量・サイズ】家族構成や用途に合った選び方
      1. 調理する人数で考える
      2. 作りたい料理で考える(大きな魚やケーキなど)
      3. 収納場所を考えて選ぶ
    3. 【素材】ステンレス、ガラス、プラスチック…何が違うの?
    4. 【機能】あると便利な機能たち
    5. 【お手入れのしやすさ】長く使い続けるための重要ポイント
  3. スチームクッカーを120%使いこなす!アイデアレシピ&活用術
    1. 定番の蒸し料理をもっと美味しく
      1. 基本の蒸し野菜
      2. ふっくらジューシー蒸し鶏
      3. 本格的な点心(シュウマイ・肉まん)
      4. なめらか茶碗蒸し
    2. え、こんなものまで?意外な活用法
      1. パン・お菓子の生地作り
      2. 冷凍食品の温め直し
      3. 缶詰やレトルト食品の温め
      4. 調理器具の簡易的な消毒
    3. 同時調理で時短&省エネクッキング
    4. 調理を快適にする「ちょっとしたコツ」
  4. スチームクッカーを長く大切に使うためのお手入れと保管方法
    1. 基本のお手入れ方法
    2. 厄介な水垢(スケール)対策
      1. 水垢がつく仕組み
      2. クエン酸を使った洗浄方法
    3. 臭い移りを防ぐには?
    4. 正しい保管場所と方法
  5. 「あれ、動かない?」故障を疑う前に確認したいこと
    1. 電源が入らない・途中で止まる
    2. 蒸気の出が悪い・弱い
    3. 異音・異臭がする
    4. それでも直らないときは
  6. スチームクッカーに関するQ&A
    1. Q. 電子レンジのスチーム機能との違いは?
    2. Q. どんな食材が蒸し料理に向いていますか?
    3. Q. 調理時間はどのくらいかかりますか?
    4. Q. 電気代はどのくらいかかりますか?
  7. まとめ

スチームクッカーって何?今さら聞けない基本の「き」

こんにちは!キッチン家電や調理器具を見るのが大好きなあなたへ。今回は、一家に一台あると毎日の料理がグッと楽になり、食卓が豊かになるかもしれない、そんな素敵なアイテム「スチームクッカー」について、徹底的に掘り下げていきたいと思います。

「スチームクッカーって、名前は聞いたことあるけど、具体的にどんなものなの?」「蒸し器と何が違うの?」「電子レンジのスチーム機能じゃダメなの?」そんな風に思っている方も少なくないかもしれませんね。この記事では、特定の商品を一切紹介することなく、純粋にスチームクッカーの魅力や賢い選び方、そして目からウロコの活用術まで、お役立ち情報だけをたっぷりとご紹介します。宣伝は一切ありませんので、安心して読み進めてくださいね。この記事を読み終わる頃には、あなたもスチームクッカーの虜になっているかもしれませんよ!

蒸し料理の魅力を再発見

そもそも、「蒸す」という調理法にはどんな魅力があるのでしょうか。私たちは昔から、せいろや蒸し器を使って、茶碗蒸しや肉まん、温野菜などを作ってきました。この「蒸す」というシンプルな調理法には、実はたくさんのメリットが隠されています。

まず、高温の水蒸気で食材を包み込むように加熱するため、食材の水分を保ちながら、ふっくらとジューシーに仕上げることができます。お肉は柔らかく、お魚はパサつかず、野菜は本来の甘みや食感を損ないにくいのが特徴です。また、茹でる調理法と違って、水溶性の栄養素がお湯に溶け出してしまう心配が少ないと言われています。もちろん、全ての栄養素が完璧に残るわけではありませんが、比較的多くの栄養を摂取しやすい調理法の一つと考えられています。

そして何より、油を使わずに調理できるのが大きな魅力です。食材が持つ脂だけで調理したり、余分な脂を落としながら加熱したりすることも可能です。ヘルシーな食生活を心がけている方にとっては、とても心強い味方になってくれるでしょう。「焼く」「炒める」「揚げる」といった調理法に偏りがちな方も、スチームクッカーを取り入れることで、調理のバリエーションがぐっと広がるはずです。

スチームクッカーの仕組みを簡単解説

では、スチームクッカーはどのようにして蒸気を作り出し、食材を加熱しているのでしょうか。その仕組みは意外とシンプルです。

多くの電気式スチームクッカーは、本体下部にある給水タンクに水を入れると、ヒーターがその水を加熱して水蒸気(スチーム)を発生させます。その蒸気が、食材を入れたスチーム容器(バスケットやプレート)に充満し、食材を温めるという仕組みです。熱い蒸気が対流することで、食材をムラなく均一に加熱することができます。

コンロで使う鍋タイプのスチームクッカーも原理は同じです。鍋の底に入れた水がコンロの火で熱せられて蒸気となり、上段に置かれた穴の開いたプレートに乗せた食材を蒸し上げます。電気式かコンロ式か、熱源が違うだけで、基本的な「蒸す」という原理は変わりません。

このシンプルな仕組みだからこそ、故障が少なく、長く使いやすいというメリットもあります。タイマー機能や保温機能がついているものでも、基本的な構造はとても分かりやすいものが多いです。

「蒸す」調理法のメリットとは?

改めて、「蒸す」という調理法のメリットをまとめてみましょう。スチームクッカーを使うことで、これらのメリットをより手軽に、日常的に享受できるようになります。

  • 素材の味を活かす
    水蒸気で優しく加熱するため、食材本来の味や香りを損ないにくいです。特に野菜は、茹でた時とは違う、濃厚な甘みや旨味を感じられることがあります。
  • しっとり、ふっくら仕上がる
    乾燥させずに加熱できるので、お肉やお魚は驚くほど柔らかく、しっとりと仕上がります。冷凍したパンやご飯の温め直しにも適しており、まるで炊きたて・焼きたてのような食感が楽しめます。
  • 調理中の栄養素の流出が比較的少ない
    ビタミンCやビタミンB群といった水溶性の栄養素は、水に溶け出しやすい性質があります。茹でる調理に比べて、蒸し料理はこれらの栄養素が食材に残りやすいと言われています。
  • 油を使わない・減らせる
    調理に油を必要としないため、カロリーを抑えたい方や、さっぱりとした料理が食べたい時にぴったりです。また、肉や魚の余分な脂を落としながら調理することもできます。
  • 型崩れしにくい
    お湯の中で食材が躍ることがないので、煮魚や茶碗蒸しなど、形を崩したくない料理もきれいに仕上がります。豆腐や白身魚などのデリケートな食材の調理にも向いています。
  • 調理が簡単で失敗が少ない
    火加減の調整が難しくなく、焦げ付かせる心配もほとんどありません。タイマー付きの電気式スチームクッカーなら、材料をセットしてスイッチを押すだけ。「ながら調理」ができるので、忙しい方にもおすすめです。

このように、蒸し料理にはたくさんの魅力があります。スチームクッカーは、そんな蒸し料理をもっと身近なものにしてくれる、キッチンの頼れるパートナーなのです。

後悔しない!スチームクッカー選びで押さえるべきポイント

「スチームクッカー、なんだか良さそう!でも、いざ選ぶとなると、どんなものを選べばいいのか分からない…」そんな声が聞こえてきそうです。ここでは、特定の商品をおすすめするのではなく、あなた自身のライフスタイルに合ったスチームクッカーを見つけるための「考え方」や「チェックポイント」を、詳しく解説していきます。これを読めば、お店やネットで商品情報を見たときに、どこに注目すれば良いかが分かるようになりますよ。

【種類】電気式?それとも鍋タイプ?

スチームクッカーは、大きく分けて「電気式」と「鍋タイプ(コンロ式)」の2種類があります。まずは、それぞれの特徴を理解して、どちらがご自身のキッチン環境や使い方に合っているかを考えてみましょう。

電気式のスチームクッカー

コンセントがあればどこでも使える、独立した調理家電です。多くの製品は、給水タンク、ヒーター部、そして食材を入れるスチーム容器(バスケット)が複数段重なっているタワー型をしています。

  • メリット
    火を使わないので安全性が高く、コンロが一口しかなくても他の調理と並行して使えるのが最大の利点です。タイマー機能がついているものがほとんどで、材料をセットすればあとはお任せ。調理中にその場を離れられるので、忙しい朝や、品数を多く作りたい時に大活躍します。「ながら調理」の強い味方ですね。また、複数段のバスケットで主菜と副菜を一度に調理できる「同時調理」ができるモデルも多く、時短や省エネにも繋がります。
  • デメリット
    キッチンに設置スペースが必要です。特にタワー型のものは高さがあるため、収納場所も事前に考えておく必要があります。また、ヒーター部分のお手入れ(特に水垢の除去)を定期的に行う手間がかかります。価格帯も、シンプルな鍋タイプに比べると高くなる傾向があります。

鍋(コンロ式)のスチームクッカー

こちらは、いわゆる「蒸し器」に近いもので、手持ちの鍋と組み合わせて使うタイプや、専用の鍋と蒸しプレートがセットになったものがあります。熱源はガスコンロやIHクッキングヒーターです。

  • メリット
    比較的安価で手に入りやすく、構造がシンプルなので丸洗いができてお手入れが簡単なのが魅力です。電気式のように設置場所を取らず、鍋の一つとして収納できます。また、強い火力で一気に蒸し上げることができるため、短時間で調理したい場合に適しています。
  • デメリット
    調理中はコンロを一つ占領してしまいます。また、火加減の調整や時間の管理を自分で行う必要があり、目を離すことができません。空焚きしてしまうリスクもあるため、使用中は注意が必要です。

どちらが良い・悪いということではありません。「手軽さ」と「ながら調理」を重視するなら電気式、「収納しやすさ」と「シンプルさ」を求めるなら鍋タイプ、というように、ご自身の優先順位を考えてみてください。

【容量・サイズ】家族構成や用途に合った選び方

次に考えたいのが、容量とサイズです。これが合っていないと、「せっかく買ったのに、思ったより入らなくて不便…」「大きすぎてキッチンで邪魔になってしまう…」なんてことになりかねません。

調理する人数で考える

まず基本となるのが、一度に何人分の食事を作るか、です。

  • 1〜2人暮らしの場合
    コンパクトなタイプでも十分活躍します。バスケットが1段のものや、小型の2段タイプなどが考えられます。一度にたくさんの量を作ることよりも、手軽に使えるサイズ感を重視すると良いでしょう。
  • 3〜4人以上のファミリーの場合
    バスケットが2段以上あり、容量の大きいものがおすすめです。家族分のメインディッシュと付け合わせの野菜を一度に調理できるようなサイズがあると、日々の食事作りがぐっと楽になります。

作りたい料理で考える(大きな魚やケーキなど)

人数だけでなく、「どんな料理を作りたいか」も重要なポイントです。例えば、お魚を丸ごと一匹蒸したい、お赤飯やちまきをたくさん作りたい、大きなサイズのケーキやプリンを作りたい、といった具体的な希望がある場合は、バスケットの「直径」や「高さ」をチェックする必要があります。特に、バスケットが楕円形になっているモデルは、トウモロコシやアスパラガスなどの長い野菜、あるいは切り身ではない魚を調理する際に便利です。ご自身が持っているお皿が入るかどうかも、確認しておくと後々便利ですよ。

収納場所を考えて選ぶ

見落としがちですが、非常に重要なのが収納場所の確保です。特に電気式のタワー型スチームクッカーは、思った以上に高さがある場合があります。購入前に、キッチンのどこに置くのか、使わないときはどこにしまうのかを具体的にシミュレーションし、メジャーでサイズを測っておくことを強くおすすめします。バスケットを重ねてコンパクトに収納できるモデルもあるので、収納スペースが限られている方はそういった点もチェックしてみましょう。

【素材】ステンレス、ガラス、プラスチック…何が違うの?

スチームクッカーのバスケット部分に使われる素材は、主に「プラスチック」「ステンレス」「ガラス」などがあります。それぞれに特徴があるので、デザインの好みだけでなく、実用面も考慮して選びましょう。

ここで、それぞれの素材の特徴を表にまとめてみましょう。

素材 メリット デメリット
プラスチック製 ・軽量で扱いやすい
・中身が見える透明なものが多い
・比較的安価なモデルが多い
・傷がつきやすい
・食材の色や臭いが移りやすいことがある
・油分の多い食材を加熱すると変形のリスクがある
ステンレス製 ・耐久性が高く、傷がつきにくい
・臭いや色が移りにくい
・スタイリッシュなデザインが多い
・中身が見えない
・プラスチック製に比べて重い
・価格が高くなる傾向がある
ガラス製 ・臭いや色が全く移らない
・衛生的でお手入れが楽
・そのまま食卓に出せるデザイン性の高いものも
・重くて割れやすい
・価格が非常に高価になることが多い
・製品の種類が少ない

一番ポピュラーなのは、軽くて扱いやすいプラスチック製です。調理中に中の様子が見えるのは、火の通り具合を確認しやすく、初心者の方でも安心感があります。ただし、カレーやミートソースなどを温めた際に色が移ってしまったり、魚など香りの強い食材の臭いが残ってしまったりすることがあります。お手入れを丁寧にすることが大切です。
耐久性や衛生面を重視するならステンレス製が有力候補です。傷がつきにくく、長く清潔に使いやすいのが魅力です。ただし、調理中に中が見えないため、慣れるまでは火の通り具合が分かりにくいかもしれません。
ガラス製は非常に魅力的ですが、重量や破損のリスク、価格の面で少しハードルが高いかもしれません。デザイン性を何よりも重視する方向けと言えるでしょう。

【機能】あると便利な機能たち

電気式のスチームクッカーには、調理をより便利にしてくれる様々な機能が搭載されています。どんな機能があると嬉しいか、自分の使い方を想像しながら見ていきましょう。

  • タイマー機能
    ほとんどの電気式スチームクッカーに搭載されている基本機能です。設定した時間が来ると自動で電源が切れるので、蒸しすぎを防ぎ、安全に使用できます。ダイヤル式かデジタル式か、操作性の好みで選ぶのも良いでしょう。
  • 保温機能
    調理が終わった後、自動で保温モードに切り替わる機能です。家族の食事時間がバラバラなご家庭などで、温かい状態をキープしておきたい場合に重宝します。
  • 空焚き防止機能
    給水タンクの水がなくなると、自動でヒーターの電源が切れる安全機能です。うっかり給水を忘れても、故障や事故を防いでくれます。これは必須とも言える機能ですね。
  • スチーム量調整機能
    食材に合わせてスチームの量を調整できる機能です。デリケートな食材は弱めのスチームで、火の通りにくい食材は強めのスチームで、といった使い分けができます。
  • 給水口
    調理の途中で水が少なくなった際に、バスケットを取り外さなくても外側から水を注ぎ足せる給水口があると非常に便利です。長時間の調理をする際に役立ちます。

もちろん、機能が多ければ多いほど価格も高くなる傾向があります。自分にとって本当に必要な機能は何かを見極めることが、賢い選択に繋がります。

【お手入れのしやすさ】長く使い続けるための重要ポイント

どんなに高機能な調理家電でも、お手入れが面倒だと、だんだん使うのが億劫になってしまいますよね。スチームクッカーを末永く愛用するためには、お手入れのしやすさが非常に重要です。

チェックすべきポイントは以下の通りです。

  • パーツを細かく分解できるか
    バスケット、トレイ、蓋など、各パーツが簡単に取り外せて、隅々まで洗いやすいかどうかを確認しましょう。特に、食材から出た肉汁やスープを受けるトレイは汚れやすいので、洗いやすい形状かどうかも見ておきたいポイントです。
  • 食洗機に対応しているか
    ご家庭に食洗機がある場合は、各パーツが食洗機に対応しているかどうかも大きなポイントになります。対応していれば、使用後の片付けが格段に楽になります。(※ヒーターのある本体部分は食洗機不可です)
  • ヒーター部分の掃除のしやすさ
    電気式の場合、ヒーター部分は水垢(スケール)が溜まりやすい場所です。この部分が複雑な形状だと、掃除がしにくくなります。なるべく凹凸が少なく、シンプルな構造のものがお手入れしやすいでしょう。

これらのポイントを総合的に考えて、ご自身のライフスタイルや価値観にぴったりの一台を見つけてくださいね。

スチームクッカーを120%使いこなす!アイデアレシピ&活用術

さあ、スチームクッカーの選び方が分かったところで、次はいよいよ実践編です!「でも、蒸し料理って、茶碗蒸しとかシュウマイくらいしか思いつかない…」なんて思っていませんか?とんでもない!スチームクッカーは、あなたが思っている以上に万能で、クリエイティブな調理器具なんです。ここでは、定番料理を格上げするコツから、あっと驚く意外な活用法まで、スチームクッカーをしゃぶり尽くすためのアイデアをたっぷりご紹介します。

定番の蒸し料理をもっと美味しく

まずは、みんな大好きな定番の蒸し料理から。スチームクッカーを使えば、いつもの味がワンランクアップするかもしれません。失敗しにくいコツも合わせてご紹介します。

基本の蒸し野菜

スチームクッカーの実力を一番シンプルに感じられるのが、蒸し野菜です。ブロッコリー、ニンジン、じゃがいも、かぼちゃ、パプリカ、アスパラガス…お好みの野菜を適当な大きさにカットして、バスケットに並べて蒸すだけ。ポイントは、火の通りにくい根菜類(じゃがいも、ニンジンなど)を下の段に、火の通りやすい葉物野菜(ブロッコリー、アスパラガスなど)を上の段に入れること。こうすることで、全ての野菜がちょうど良い硬さに仕上がります。蒸しあがった野菜は、彩りも鮮やかで、野菜本来の甘さに驚くはず。塩やオリーブオイル、お好みのドレッシングをかけるだけで、立派な一品になります。作り置きしておけば、サラダや付け合わせにさっと使えて便利ですよ。

ふっくらジューシー蒸し鶏

鶏むね肉やささみは、パサつきやすいのが悩みどころ。でも、スチームクッカーなら、驚くほどしっとりジューシーに仕上がります。鶏肉に軽く塩こしょうを振り、お好みで長ネギの青い部分や生姜のスライスと一緒にバスケットへ。あとはタイマーにお任せ。蒸しあがった鶏肉は、手で簡単にほぐせます。そのまま棒棒鶏にしたり、サラダのトッピングにしたり、サンドイッチの具にしたりと、アレンジは無限大。蒸す時に出た肉汁は、絶品の鶏スープになります。捨てずに取っておいて、スープや炊き込みご飯に活用しましょう。これがまた美味しいんです!

本格的な点心(シュウマイ・肉まん)

おうちで点心パーティーはいかがですか?冷凍のシュウマイや肉まんも、電子レンジで温めるのとは一味違う、ふっくらもちもちの仕上がりになります。美味しく仕上げるコツは、クッキングシートを敷くこと。バスケットの底にクッキングシートを敷いておけば、皮がくっつくのを防げます。キャベツや白菜の葉を敷くのもおすすめです。野菜の水分と香りがプラスされて、より一層美味しくなりますよ。手作りのシュウマイに挑戦するのも良いですね。

なめらか茶碗蒸し

「す」が立ってしまって、なかなかうまくいかない茶碗蒸し。スチームクッカーなら、温度が安定しているので、誰でも簡単になめらかな茶碗蒸しが作れます。ポイントは、器にアルミホイルで蓋をすること。こうすることで、調理中に水滴が卵液に落ちるのを防ぎ、表面が美しく仕上がります。弱めのスチームでじっくり加熱するのが、なめらかさの秘訣です。具材を変えれば、バリエーションも広がりますね。

え、こんなものまで?意外な活用法

スチームクッカーの活躍の場は、定番の蒸し料理だけではありません。ここからは、「え、そんなことにも使えるの!?」と驚くような、意外な活用術をご紹介します。

パン・お菓子の生地作り

パンやお菓子作りで意外と難しいのが、生地の発酵。スチームクッカーは、この発酵にも使えるんです。機種にもよりますが、低温設定や保温機能を使えば、生地の発酵に最適な温度と湿度を安定して保つことができます。特に冬場など、室温が低くて発酵が進みにくい時期には大助かり。自家製パンやピザ、中華まんの生地作りなどに、ぜひ活用してみてください。

冷凍食品の温め直し

冷凍ごはんや冷凍パン、買ってきたお惣菜の温め直しにも、スチームクッカーは最適です。電子レンジで温めると、水分が飛んで硬くなったり、温めムラができたりしがちですよね。スチームクッカーなら、蒸気の力で水分を補いながら温めるので、ふっくらと、まるで出来立てのような状態に戻すことができます。特に冷凍ごはんの美味しさは格別ですよ。ラップに包んだごはんをバスケットに入れて蒸すだけ。ぜひ一度試してみてください。

缶詰やレトルト食品の温め

キャンプや防災の備えとしてストックしてある缶詰やレトルトパウチ食品。これらを温める時にもスチームクッカーが役立ちます。鍋でお湯を沸かす手間もなく、バスケットに入れてタイマーをセットするだけ。同時調理機能を活かせば、レトルトカレーを温めながら、付け合わせの野菜を蒸す、なんてことも可能です。洗い物が少なく済むのも嬉しいポイントです。

調理器具の簡易的な消毒

高温の蒸気を利用して、哺乳瓶やジャムの瓶、まな板などの簡易的な熱消毒にも利用できます。もちろん、専用の消毒機器ほどの厳密なものではありませんが、日常的な衛生管理の一環として活用できます。耐熱性のないプラスチック製品は変形する可能性があるので、必ず耐熱温度を確認してから行ってくださいね。

同時調理で時短&省エネクッキング

2段や3段のバスケットがついたスチームクッカーの最大のメリットの一つが、この「同時調理」です。上手に活用すれば、調理時間を大幅に短縮でき、電気代の節約にも繋がります。

同時調理の基本は、「火の通りにくいものを下の段に、火の通りやすいものを上の段に」そして「肉汁やスープが落ちても良いものを下の段に」です。
例えば、こんな組み合わせはいかがでしょうか?

  • 下の段:鶏肉や豚肉のブロック、アクアパッツァ用の魚介類
  • 上の段:付け合わせのブロッコリー、アスパラガス、じゃがいも

こうすれば、下の段の肉や魚から出た旨味たっぷりの蒸気が上の段の野菜にも行き渡り、野菜がより一層美味しくなります。調理が終われば、メインディッシュと副菜が一気に完成!忙しい平日の夜ごはんの準備が、驚くほど楽になりますよ。

調理を快適にする「ちょっとしたコツ」

最後に、スチームクッカーをさらに使いこなすための、細かいけれど重要なコツをいくつかご紹介します。

  • 入れる水は「水道水」が基本
    ミネラルウォーター、特に硬水を使うと、ヒーター部分にミネラル分が固着し、水垢(スケール)が付きやすくなる原因になります。特別な記載がない限り、普通の水道水を使いましょう。
  • クッキングシートを上手に使う
    シュウマイなどを蒸す時にくっつき防止に使うのはもちろん、タレに漬け込んだお肉などを蒸す時にも役立ちます。シートを器のようにして使えば、美味しいタレを余さずキャッチでき、後片付けも楽になります。
  • 食材は詰め込みすぎない
    美味しく仕上げるためには、蒸気の通り道を作ってあげることが大切です。バスケットに食材をぎゅうぎゅうに詰め込むと、蒸気がうまく対流せず、加熱ムラができてしまいます。少し余裕を持たせて並べるようにしましょう。
  • 葉物野菜は最後に
    ほうれん草や小松菜などの葉物野菜は、火が通りやすいので、調理の最後の数分で加えるのがおすすめです。彩りも良く、食感も損なわずに仕上がります。

これらのコツを覚えておくだけで、スチームクッカーとの付き合い方がもっと上手になるはず。ぜひ、色々な食材、色々な調理法にチャレンジして、あなただけの「スチームクッカー活用術」を見つけてくださいね。

スチームクッカーを長く大切に使うためのお手入れと保管方法

お気に入りのスチームクッカーと長く付き合っていくためには、日頃のお手入れが欠かせません。面倒に感じるかもしれませんが、正しいお手入れは、機器の寿命を延ばすだけでなく、次に使うときに気持ちよく調理を始めるためにも、とても大切です。ここでは、基本的なお手入れ方法から、ちょっと厄介な水垢対策まで、詳しく解説していきます。

基本のお手入れ方法

調理が終わったら、できるだけその日のうちに片付けてしまいましょう。「熱いうちに洗う」が鉄則です。

  1. 電源プラグを抜いて、本体が十分に冷めるのを待つ
    これは安全のための第一歩です。やけどをしないように、必ず本体や各パーツが手で触れるくらいまで冷めてからお手入れを始めてください。
  2. 各パーツを取り外して洗う
    蓋、バスケット、トレイなど、取り外せるパーツはすべて取り外します。食器用の中性洗剤と柔らかいスポンジを使って、優しく洗いましょう。特に、食材の油や肉汁が付着するバスケットの底や汁受けトレイは丁寧に洗ってください。
  3. よくすすぎ、完全に乾燥させる
    洗剤が残らないように、流水でしっかりとすすぎます。その後、清潔な布巾で水気を拭き取るか、風通しの良い場所で自然乾燥させます。水分が残ったままだと、雑菌の繁殖や臭いの原因になるので、しっかり乾かすことが重要です。
  4. 本体(ヒーター部)を拭く
    本体は絶対に水に浸けたり、丸洗いしたりしてはいけません。固く絞った濡れ布巾で、外側や操作パネルの汚れを拭き取ります。ヒーター周りにこぼれた食材のカスなどがあれば、取り除いておきましょう。

この一連の流れを、使うたびに習慣にしてしまうのが理想です。食洗機対応のパーツなら、もっと手軽に片付けられますね。

厄介な水垢(スケール)対策

電気式のスチームクッカーを使っていると、避けて通れないのがヒーター部分に付着する「水垢(スケール)」です。これは水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル分が、加熱によって固まったもの。白っぽいザラザラした汚れとして現れます。

水垢がつく仕組み

水垢を放置しておくと、見た目が悪いだけでなく、ヒーターの熱効率を低下させてしまう可能性があります。お湯が沸くのに時間がかかるようになったり、蒸気の出が悪くなったりする原因にもなりかねません。また、故障の原因に繋がることもあります。そのため、定期的な水垢の洗浄が必要なのです。

クエン酸を使った洗浄方法

水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性の「クエン酸」を使うと、化学反応で中和されて落としやすくなります。お酢でも代用できますが、独特のツンとした臭いが残ることがあるため、無臭のクエン酸がおすすめです。クエン酸は、100円ショップやドラッグストアなどで手軽に購入できます。

【クエン酸を使った洗浄の手順】

  1. クエン酸水溶液を作る
    お使いのスチームクッカーの取扱説明書に記載されている分量を確認するのが一番ですが、一般的な目安としては、水200〜300mlに対して、クエン酸を大さじ1杯程度溶かします。
  2. ヒーター部に入れる
    作ったクエン酸水溶液を、スチームクッカーの給水タンクやヒーター部に直接入れます。
  3. 加熱する(沸騰させる)
    スチームクッカーのスイッチを入れ、クエン酸水を沸騰させます。洗浄モードがある機種の場合は、それに従ってください。ない場合は、タイマーを15〜20分ほどセットして加熱します。この時、バスケットや蓋はセットせず、換気をしながら行いましょう。
  4. しばらく放置する
    加熱が終わったら、すぐに水を捨てずに、1時間ほどそのまま放置します。こうすることで、こびりついた水垢がふやけて剥がれやすくなります。
  5. お湯を捨て、すすぐ
    やけどに注意しながらお湯を捨てます。その後、きれいな水を数回入れ替えて、ヒーター部にクエン酸が残らないようによくすすぎます。
  6. 乾燥させる
    最後に、乾いた布で水分を拭き取って完了です。

このお手入れは、使用頻度にもよりますが、月に1回程度行うのがおすすめです。ヒーター部分がピカピカになると、とても気持ちが良いですよ。

臭い移りを防ぐには?

特にプラスチック製のバスケットの場合、魚やニンニクなど、香りの強い食材を調理した後に臭いが残ってしまうことがあります。そんな時は、洗った後に、薄めたお酢や重曹を溶かした水にしばらく浸け置きすると、臭いが和らぐことがあります。その後、よくすすいでから乾燥させてください。また、普段からクッキングシートや葉物野菜を敷いて調理すると、食材が直接バスケットに触れるのを防ぎ、臭い移りを軽減できます。

正しい保管場所と方法

毎日使うわけではない場合、保管方法も大切です。

  • 湿気の少ない場所に保管する
    キッチンは湿気が多い場所ですが、なるべく風通しの良い、湿気の少ない場所を選んで保管しましょう。シンクの下などは湿気がこもりやすいので注意が必要です。
  • パーツはなくさないようにまとめる
    バスケットやトレイなどのパーツは、本体にセットした状態で保管するのが一番です。バラバラにしておくと、いざ使いたい時に「あの部品がない!」なんてことになりかねません。
  • 長期間使わない場合は、一度きれいに掃除してから
    衣替えと同じで、しばらく使わないなと思ったら、一度きれいに洗浄し、特に水垢の掃除をしてからしまうようにしましょう。次に使い始める時に、すぐ快適に調理を開始できます。

少しの手間をかけるだけで、スチームクッカーはあなたの料理の頼もしい相棒として、長く活躍してくれます。ぜひ、愛情をもってお手入れしてあげてくださいね。

「あれ、動かない?」故障を疑う前に確認したいこと

いつも通り使おうとしたら、「電源が入らない!」「蒸気が出ない!」なんてことがあると、焦ってしまいますよね。「もしかして故障かな?」と修理に出したり、買い替えを考えたりする前に、一度立ち止まって確認してほしいことがいくつかあります。意外と簡単なことで解決するケースも多いんですよ。ここでは、スチームクッカーによくあるトラブルと、その対処法をまとめました。

電源が入らない・途中で止まる

一番慌ててしまうのが、電源系のトラブルかもしれません。でも、慌てずに以下の点を確認してみてください。

  • 電源プラグはしっかりコンセントに刺さっていますか?
    基本中の基本ですが、意外と見落としがちなポイントです。プラグが少し緩んでいるだけでも通電しません。一度抜いて、しっかりと奥まで差し直してみましょう。延長コードを使っている場合は、延長コード自体の電源も確認してください。
  • 給水タンクの水は空になっていませんか?(空焚き防止機能)
    多くの電気式スチームクッカーには、安全のために「空焚き防止機能」が搭載されています。これは、タンクの水がなくなると自動的に電源が切れるという、とても重要な機能です。調理中に止まってしまった場合、まずはタンクの水量を確認してみましょう。水がなくなっていたら、一度電源をオフにし、本体が冷めてから給水してください。
  • タイマーの設定は正しくされていますか?
    タイマーが「0」の位置にあると、電源が入らない仕組みになっている機種もあります。また、調理時間を設定しないとスタートしないモデルもあります。タイマーのダイヤルやボタンが正しく設定されているか確認してみましょう。
  • 本体と各パーツは正しくセットされていますか?
    安全装置が働いて、バスケットや蓋がきちんとセットされていないと電源が入らない機種もあります。一度全てのパーツを外し、カチッと音がするまで、あるいは所定の位置まで、しっかりとセットし直してみてください。

蒸気の出が悪い・弱い

スイッチは入るけれど、なんだか蒸気の勢いがいつもより弱い…と感じる時。これは、十中八九、あの汚れが原因です。

  • ヒーター部分に水垢(スケール)が溜まっていませんか?
    蒸気の出が悪くなる最も一般的な原因は、ヒーター部に付着した水垢です。水垢がヒーターを覆ってしまうと、熱が水に伝わりにくくなり、お湯が沸くのに時間がかかったり、十分な量の蒸気が発生しなくなったりします。「お手入れ」の章でご紹介した、クエン酸を使った洗浄を試してみてください。これだけで、まるで新品のように蒸気が復活することも少なくありません。
  • 給水タンクの水量は十分ですか?
    水量が少なすぎると、十分な蒸気を発生させることができません。調理を始める前に、適切な水量が入っているか確認する習慣をつけましょう。

異音・異臭がする

普段と違う音や臭いがすると、少し不安になりますよね。原因を探ってみましょう。

  • 「コポコポ」「グツグツ」という音
    これは、ヒーターでお湯を沸かしている音なので、基本的には心配いりません。水垢が溜まっていると、音が少し大きくなることもあります。
  • プラスチックが焦げるような臭い
    もし、プラスチックが溶けるような、明らかに異常な臭いがした場合は、直ちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜いてください。ヒーター部に水以外のもの(食材のカスなど)が落ちて焦げ付いている可能性や、機器内部で何らかの異常が発生している可能性があります。
  • ガタガタという異音
    本体やパーツが正しくセットされておらず、振動でガタガタと音が鳴っている場合があります。一度電源を切り、各パーツがしっかりはまっているか確認してみてください。

それでも直らないときは

上記の方法を全て試しても症状が改善しない場合は、残念ながら本体が故障している可能性があります。そんな時は、絶対に自分で分解・修理しようとしないでください。感電やさらなる故障、事故の原因となり、大変危険です。

まずは、製品に付属している取扱説明書の「故障かな?と思ったら」のページをもう一度よく読んでみましょう。それでも解決しない場合は、説明書や本体に記載されているメーカーのサポートセンターに連絡し、症状を具体的に伝えて指示を仰いでください。保証期間内であれば、無償で修理や交換をしてもらえる場合もあります。連絡する際は、製品の型番を控えておくとスムーズです。

トラブルが起きると焦りますが、まずは冷静に、自分でできることを一つずつ確認していくことが大切です。

スチームクッカーに関するQ&A

ここまでスチームクッカーについて詳しく見てきましたが、まだいくつか疑問が残っている方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、多くの方が抱きがちな質問に、Q&A形式でお答えしていきます。

Q. 電子レンジのスチーム機能との違いは?

A. これは非常によくある質問ですね。最近の電子レンジには、高機能なスチーム機能が付いているものが多く、「それがあればスチームクッカーは必要ないのでは?」と感じる方も多いでしょう。両者は似ているようで、実は得意なことが少し違います。一番大きな違いは「加熱のメインが何か」という点です。

電子レンジのスチーム機能は、あくまで「マイクロ波」での加熱がメインです。そこにスチーム(水蒸気)をプラスすることで、食材の乾燥を防いだり、しっとり仕上げたりするのを補助する役割を担います。過熱水蒸気を利用して「焼く」「揚げる」といった調理ができる高機能なモデルもありますね。

一方、スチームクッカーは、100%「水蒸気」の力だけで食材を加熱します。マイクロ波は一切使いません。高温の蒸気でじっくりと、包み込むように火を通していきます。

それぞれの特徴を比較してみましょう。

スチームクッカー 電子レンジのスチーム機能
加熱原理 水蒸気のみ マイクロ波 + 水蒸気
得意なこと ・食材を優しく加熱
・しっとり、ふっくら仕上げ
・茶碗蒸しやプリンなど
・スピーディーな加熱、解凍
・「温め」全般
・高機能モデルは「焼く」「揚げる」も
仕上がりの特徴 素材の味を活かした、優しい味わい。パサつきにくい。 パワフルで時短調理向き。ものによっては加熱ムラが出やすいことも。
同時調理 複数段で主菜と副菜などを同時に調理しやすい。 庫内が一段なので、基本的には一品ずつの調理。
金属製の器 使用可能(バスケットに入るサイズなら) 使用不可(火花が出るため)

結論として、「スピーディーさ」と「多機能性」を求めるなら電子レンジ、「素材の味を活かした本格的な蒸し料理」や「ながら調理」を楽しみたいならスチームクッカーが向いていると言えるでしょう。どちらも一長一短があり、両方持っていると料理の幅がさらに広がります。例えば、スチームクッカーでメインの蒸し料理を作っている間に、電子レンジで冷凍ごはんを解凍する、といった使い分けも可能です。

Q. どんな食材が蒸し料理に向いていますか?

A. スチームクッカーは、驚くほど多くの食材に対応できます。まさに万能選手です。

  • 野菜類:じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、ニンジンなどの根菜類から、ブロッコリー、アスパラガス、とうもろこし、パプリカ、きのこ類まで、ほとんどの野菜が美味しく蒸せます。
  • 肉類:鶏肉(むね、もも、ささみ)、豚肉(バラ、ロースのブロック)、牛肉、ひき肉を使ったミートボールなど。余分な脂が落ちて、さっぱりと仕上がります。
  • 魚介類:白身魚、鮭などの切り身、あさりやムール貝などの貝類、エビ、イカなど。身が硬くならず、ふっくらと仕上がります。
  • 卵・大豆製品:茶碗蒸しやプリンなどの卵料理、豆腐、厚揚げなど。型崩れしにくく、なめらかに仕上がります。
  • 穀物・その他:お米(お赤飯、ちまき)、もち米、冷凍ごはん、パン、シュウマイや肉まんの皮など。ふっくらもちもちになります。

逆に、あまり向いていないのは、レタスのように水分が多すぎて食感が悪くなってしまうものや、揚げ物のようにカリッとした食感を楽しみたい料理を温め直す場合(蒸気でしんなりしてしまうため)などです。しかし、基本的には「これはどうかな?」と思った食材は、一度試してみる価値がありますよ。

Q. 調理時間はどのくらいかかりますか?

A. 調理時間は、食材の種類、大きさ、厚み、量、そしてスチームクッカーの性能によって大きく変わるため、「一概に何分です」と言うのは難しいです。
一般的には、薄切りの豚肉や鶏ささみ、アスパラガスのような細い野菜なら5〜10分程度。鶏むね肉1枚や、じゃがいもなどの根菜類なら15〜25分程度が目安になります。お肉のブロックや、お魚を丸ごと一匹蒸す場合は、30分以上かかることもあります。
最初は、お使いのスチームクッカーに付属しているレシピブックの時間を参考にし、竹串などを刺してみて火の通り具合を確認しながら、ご家庭のベストな時間を見つけていくのが良いでしょう。

Q. 電気代はどのくらいかかりますか?

A. 「電気式の調理家電って、電気代が高そう…」と心配される方もいるかもしれませんね。スチームクッカーの電気代は、以下の簡単な式で概算できます。

電気代(円) = 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWh)

まず、お使いのスチームクッカーの消費電力(W)を確認します。これは本体や取扱説明書に記載されています。例えば、消費電力が800Wのスチームクッカーを30分(0.5時間)使ったとしましょう。電気料金単価を1kWhあたり31円(※これはあくまで目安です。ご契約の電力会社やプランにより異なります)と仮定して計算してみます。

1. 消費電力をkWに変換: 800W ÷ 1000 = 0.8kW
2. 計算式に当てはめる: 0.8kW × 0.5h × 31円/kWh = 12.4円

この場合、30分あたりの電気代は約12.4円ということになります。もちろん、これはあくまで単純計算ですが、思ったよりも高くないと感じるのではないでしょうか。同時調理を活用すれば、コンロや他の調理家電を別々に使うよりも、結果的に光熱費を抑えられる可能性もありますよ。

まとめ

さて、ここまでスチームクッカーの世界をたっぷりと旅してきましたが、いかがでしたでしょうか?

「ただ食材を蒸すだけのシンプルな調理器具」そんなイメージが、少し変わったかもしれません。スチームクッカーは、ただ蒸すだけではありません。素材本来の美味しさを最大限に引き出し、ふっくらジューシーに仕上げる魔法の箱であり、毎日の料理をサポートし、時短や「ながら調理」を可能にしてくれる頼もしい相棒でもあります。

後悔しない一台と出会うためには、

  • 「電気式」か「鍋タイプ」か、自分の調理スタイルに合う種類を選ぶこと。
  • 家族の人数や作りたい料理、収納場所を考えて、適切な「容量・サイズ」を見極めること。
  • 扱いやすさや耐久性を考えて、好みの「素材」を選ぶこと。
  • 自分に必要な「機能」と「お手入れのしやすさ」をチェックすること。

これらのポイントを頭に入れておけば、きっとあなたにぴったりのパートナーが見つかるはずです。

そして、手に入れたスチームクッカーは、ぜひ、どんどん使い倒してみてください。定番の蒸し野菜や蒸し鶏はもちろん、パンの発酵やごはんの温め直し、複数段を活かした同時調理など、その活用法は無限に広がっています。お手入れのコツさえ掴んでしまえば、きっとあなたのキッチンで欠かせない存在になるでしょう。

この記事では、特定の商品名やランキングは一切ご紹介しませんでした。なぜなら、最高の調理器具とは、有名な商品や高価な商品ではなく、「あなたのライフスタイルにぴったりと合い、あなたが末永く愛用できるもの」だと信じているからです。

スチームクッカーが、あなたの食生活をより豊かで、美味しく、楽しいものにするきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。さあ、蒸気の力で、新しい料理の世界の扉を開いてみませんか?

この記事を書いた人
miura-anna

これまで日々の暮らしをより快適にする家電を多数試してきました。
このサイトでは、家電の魅力をわかりやすく紹介しています。
家電選びに迷ったとき、少しでも参考になる情報を提供できたらうれしいです。

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